ソウルでいただく美味しい鍋はキムチチゲとメウンタン、この2つを選ぶのが大正解!

2024.12.5

目次

ソウルで食べる鍋料理、日本ではなかなか味わえない深さがある

韓国料理の醍醐味は美味しいスープと鍋!と思われる方も
多いと思います。
気温35℃を超える真夏でもアツアツの鍋を囲みながら
汗だくになっていますし、
氷点下10℃の真冬日なら待ってました!と言わんばかりに
ハフハフ言いながら鍋を堪能されることと思います。

特に韓国料理における鍋はスープの旨味が日本にはない味わいが多く
素材の力を感じるメニューにあふれていると感じています。
なかでもこの2種類の鍋はぜひとも召し上がっていただきたい。
キムチチゲとメウンタン(魚ベースの出汁で煮込む少し辛いスープ鍋)。
ともに煮込まれるほどに旨味があふれ出てくるメニューです。
日本で食べるのも良いですが、同じ味わいとは思えないほどの
美味しさを楽しんでほしいと思います。

その1・狎鴎亭ロデオのど真ん中で大行列のメウンタン専門店。並んででも食べるべし

その名も「チェガネポソッメウンタンカルグクス 狎鴎亭本店」。
ポソ=キノコ、が中心のメウンタンです。
メウン=辛い、という意味合いがありますが、程よい辛味。
煮込まれていくと辛さが出てきますが、その場合は
スープをください、とお伝えください。
やかんに入ったスープを注いでくださいます。
トッピングできる牛肉は冷凍ではなく生のもの。
これは非常に珍しい。しかもしゃぶしゃぶできるほどのスライスで
鍋で煮込んでいくほどに牛肉の旨味がスープに加わっていきます。

こちらのお店はお薦めした方、皆さんリピートしてくださっていて
良かった!とお墨付きをいただけています。
狎鴎亭ロデオは他にも街歩きできるショップなどがたくさんあるので
ぜひ足を運んでみてください。

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その2:キムチの奥深さが伝わるキムチチゲを清潭洞(チョンダムドン)で味わう

韓国料理のパンチャン(おかず)・キムチ。
当たり前すぎて気にもしていない、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
このキムチが本当に深い。
お店によってまるで違う。辛さ、酸味、食感、どれをとっても
同じ味わいに出合うことはない。
これは断言できます。
そのキムチをさらに熟成させて鍋にする、と言われているのがキムチチゲ。
キムチチゲ用のキムチとパンチャンのキムチ、
この2つも全く違う味わいです。
熟成の進み方って本当に不思議、こうも味が変わるのか、と感動してしまいます。

その熟成したキムチをたっぷり鍋でいただくことができるキムチチゲ。
こちちらは24時間営業ですので、
いつ訪問しても安定の美味しさが待っています!

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藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
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