弘大入口(ホンデイック)エリアでカルグクスのお仲間・スジェビを堪能
目次
粉ものの美味しさを追求したくなるカルグクスとスジェビ
韓国における粉もの文化は本当に奥深い、と
常々感じています。
特に麺料理=カルグクスの個性は、お店によって全く異なるなぁ、と。
粉そのもの、こね方、水、生地の寝かし方、太さ、茹で方、
どれ一つとってもすべて違う。
同じ味わいに出合えることなんて、ほぼ皆無…
しかスープの取り方も100店あれば100通り以上の違いになります。
イリコ、アサリ、チキンなどなど
お店の得意とする出汁の取り方があると感じています。
これはデータを取って記録したくなる(笑)。
そしてカルグクスのお店にはだいたいあるメニューが「スジェビ」。
日本で例えるなら「すいとん」です。
これは麺をカットする際に残る、麺にならない部分を使う場合もあります。
それを手でちぎって食べやすいサイズにして茹でる。
これがスジェビです。
見た目こそ違いますが(麺のように長く細くない)
論理的に考えれば粉ものそのものの味わいは
麺もスジェビも同じ、と思うのです。
しかも韓国にはこの「スジェビ」専門店もあります☆
粉もの好きとしてはスジェビの研究もしたい!
そんな思いを胸に探し当てたローカル店があります。
手打ちのカルグクス店でいただくスジェビはハイクオリティ
地下鉄6号線・広興倉(クァンフンチャン)駅から徒歩3分の場所にある
麻浦ソンカルグクス。
ソンカルグクス=手打ち麺、つまり自家製麺の専門店です。
弘大入口(ホンデイック)、麻浦(マポ)から近い場所になります。
このエリアのことがわからなくても大丈夫!
このお店だけオーラ全開、すぐわかります☆
メニューは非常にシンプル。 しかもすべて同じお値段!
席に着くまで悩みました。
まわりのテーブルはみなさん、カルグクス、そして季節限定の麺。
やはりカルグクス?初志貫徹、スジェビ?
いや、初志貫徹しよう…スジェビを注文です。
スジェビを食べることで悩むなんて、人生初です☆
着丼!
アサリベースの出汁、香りが豊かです。
美味しさのオーラ全開。
そして期待以上のスジェビ!!!!
ご覧ください、スジェビが泳いでいます。
もっちり感、伝わりますでしょうか。
このフォルム、麺の切れ端ってイメージです。
美味しさのオーラが溢れている!
アサリは出汁の役割と旨味の凝縮感、両方果たしています。
素晴らしい。
味変はお約束のコショウ。
やはり最高。辛さ、香り、ともにスジェビとしっくりきます。
味変その2は唐辛子。練り唐辛子、と伝えた方がわかりやすいかも。
この唐辛子、何がすごいって
コショウの香りを邪魔しない辛さの存在。
スジェビのもっちり感を引き立てています。
カルグクスかスジェビか
悩みましたがスジェビで正解。この美味しさは初。
これからは
スジェビがあったらまず食べる
を胸にスジェビリサーチャーとして食べ続けてみたいと思います。
でも次回はこちらのカルグクスに挑戦です!
渡韓の楽しみが増えました。
お店情報
店名 | : | 마포손칼국수(麻浦ソンカルグクス) |
---|---|---|
住所 | : |
서울특별시 마포구 창전로 54 ソウル特別市麻浦区昌田路54 地下鉄6号線広興倉駅・4番出口・徒歩3分 |
TEL | : | 02-719-0824 |
営業時間 | : | 09:00-21:00 日・月休 |
メニュー | : | アサリのカルグクス9,000W、アサリのスジェビ9,000W |
*許可を得て撮影掲載しています
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