韓国在住文化系ライター
成川 彩
南大門市場のそばにたたずむレトロカフェ「珈琲島」で抹茶ティラミスにとろける 2026.2.25
目次
築100年を超す近代文化遺産がカフェに
地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅から南大門市場を通り抜けると、赤煉瓦のレトロな2階建ての建物が目に入ってきます。「珈琲島(カベド)南大門市場店」です。近づいてよく見ると、赤煉瓦の外壁に「大韓民国近代文化遺産」のプレートがあり、説明によれば1910年代に建てられたそうです。
店内へ入ると1階はカウンターの前にお菓子の量り売りやかわいい雑貨が並んでいて、市場のコンセプトが感じられます。
2階が客席となっていて、観光客と見られる外国人やビジネスミーティング中の会社員、パソコンを開いて作業をする若者など、レトロな雰囲気の中、それぞれの時間を過ごしていました。高い天井のおかげで、都心の喧騒から隔離された、まさに珈琲の島。
2階の席を確保して1階に下りて、注文をしようとカウンターに並んでいると、何やら店員さんと外国人のお客さんがコミュニケーションに困っている様子。お役に立てないまま聞き耳を立てていると、ティラミスが3種類あり、どれにするかと聞いているのがなかなか通じない。普通のティラミスを食べるつもりで並んでいましたが、店員さんが一生懸命抹茶の説明をしているのを聞いて、抹茶ティラミスを注文することに。
ほろ苦い大人の味、抹茶ティラミス
初体験の抹茶ティラミス。ちょっと抹茶パウダーをまぶしたぐらいだろうと、なめていました。なにこれ、おいしい!!
マスカルポーネチーズの濃厚な甘さが抹茶のほろ苦さとあいまって、これは大人のスイーツ。とろける食感に浸りました。
珈琲島でコーヒーを飲まないのは邪道とは思いつつ、サンファ茶が目に入ったので、頼んでみました。サンファ茶は甘草や桂皮、当帰など様々な韓方薬剤を煮詰めた伝統茶で、体を温め、ストレス緩和に効果的とされ、風邪気味の時によく飲みます。
じーんと癒される甘さ。たぶん100年前も、南大門市場の近くでこうしてサンファ茶を飲みながらまったりしていたんだろうなと想像をめぐらしながら、ほろ苦い抹茶ティラミスと一緒にいただきました。
もちろんコーヒーのメニューも充実していて、エスプレッソと練乳を1対1で混ぜたボンボン(봄봉)が特に人気だそうです。
珈琲島は2017年、ソウルの石村湖(ソクチョンホス)の近くでオープンし、落ち着いた雰囲気のインテリアが人気を呼んでソウルで現在7店舗まで広がっています。ホームページの写真を見ると、各店舗それぞれ素敵な空間で、他の店舗にも足を延ばしてみようと思います。
お店情報
| 店名 | : | 가배도 남대문시장점(珈琲島店南大門市場店) |
|---|---|---|
| 住所 | : |
서울특별시 중구 남대문로11 ソウル特別市中区南大門路11 地下鉄4号会賢駅・5番出口・徒歩5分 |
| TEL | : | 02-3789-2346 |
| 営業時間 | : | 9:00~21:00(平日)、11:00~21:00(土日) |
| メニュー | : | 抹茶ティラミス8,000W、サンファ茶7,500W、アメリカーノ4,900W、ボンボン4,900W |
*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL
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