韓国在住文化系ライター
成川 彩
家庭の味をゆったり味わえる江南(カンナム)の「舞月食卓」、名物はカンジャンセウ(エビの醤油漬け)丼! 2026.5.6
目次
優しい甘さが人気の秘訣、カンジャンセウ
江南(カンナム)といえばオフィス街でもあり、トレンド発信地でもあり、常に会社員や若者、外国人観光客でにぎわう飲食店激戦区。あらゆる料理が食べられるエリアですが、中でも「舞月食卓(ムウォルシクタク)」は落ち着いた雰囲気と素朴な味わいで人気の韓国料理店です。定番メニューをアレンジしたちょっと個性的なメニューが多く、名物はカンジャンセウ丼。カンジャンは醤油、セウはエビで、エビの醤油漬け丼ということです。
カンジャンセウはメイン料理というよりサイドメニューとして出てくることが多く、おいしいけども醤油味が濃厚で1尾か2尾食べれば満足というイメージだったのが、「舞月食卓」ではずらっと5尾も出てきてびっくり。
こんなに食べられるかなと心配しながら、一口食べてみると、醬油味はうっすらで優しい甘さとプリプリの歯ごたえにまたびっくり。こんなカンジャンセウは初めて。
丼と言っても、ご飯とカンジャンセウが別々に出てきたので、どうやって食べるのかなと思ったら、ちゃんと「カンジャンセウを美味しく楽しむ方法」という説明書きが添えてありました。日本語もあり、要約すれば、エビの身をハサミで細かく切ってご飯の上にのせて、醤油ソースを少しずつ加えて味を調え、よく混ぜて海苔で包んでいただくという方法。ハサミも一緒に出てきました。料理にハサミを使うのも韓国風ですよね。
海苔は二度焼きした莞島(ワンド)産の海苔と、明太子をまぶした海苔の2種類で、こだわりが感じられます。ご飯もただの白ご飯でなく、生卵の卵黄やゴマ、とびこなどがのっていて、ここにカンジャンセウをのせます。彩り豊かな見た目を楽しみたいけれど、よく混ぜるのが韓国式。丼というよりもビビンパに近いかもしれません。食べる前は5尾は多いと思いましたが、意外に薄味なのでご飯の量と5尾がぴったりでした。
おしゃれ空間でゆったり食べる家庭の味
韓国の定食というと、庶民的な雰囲気か高級な雰囲気か、両極端な場合が多いですが、ここ「舞月食卓」はカフェのようなおしゃれ空間で、値段もリーズナブルながら、ゆっくりおしゃべりも楽しめる雰囲気。客層を見ても若い女性が多く、味だけでなく雰囲気も人気の理由なのは間違いなし。
今回は2人で行って、「舞月食卓一品セット(2人分)」という基本メニューにカンジャンセウ丼とプルコギを追加しました。プルコギもやはり、牛肉や野菜など素材の味を大切にした控えめな味付けで、サンチュやエゴマの葉でご飯と一緒に巻いていただきました。
店の雰囲気も味も丁寧な心遣いが感じられる「舞月食卓」はここ江南が本店で、ソウル市内やソウル郊外にも店舗が増えています。
カウンター席もあり、旅行中に一人で落ち着いて韓国の家庭的な料理が食べたい、という人にもオススメです。
お店情報
| 店名 | : | 무월식탁(舞月食卓) |
|---|---|---|
| 住所 | : |
서울특별시 강남구 강남대로102길 23 ソウル特別市江南区江南大路102キル23 地下鉄2号線江南駅・11番出口・徒歩6分 |
| TEL | : | 02-552-9280 |
| 営業時間 | : | 11:00~22:30 |
| メニュー | : | 舞月食卓一品セット(2人分)43,000W、カンジャンセウ丼追加1,000W、プルコギ追加2,000W |
*許可を得て撮影掲載しています
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