Real KOREA Deep SEOUL | パンツェッタ・ジローラモ的歩き方 第二幕

韓国の米文化を探る
Real KOREA
Deep SEOUL
パンツェッタ ジローラモ的歩き方
第2幕がスタートします。


今回の壮大なるテーマは、ずばり「米」。
実はジローラモさん、
日本では福島・会津若松を皮切りに
石川、兵庫、熊本、広島、岐阜、と
全国6地方で有機米プロジェクトを
展開されています。
世界中を飛び回っているほどお忙しいのに
足繁く田んぼへ行き、
稲を植え、収穫をし、精米、
そして地元の方々と交流、
米を通じて地方創生活動に
取り組んでいるのです。
この6地方、ジローラモさん曰く
「同じ【米】でも全く違う仕上がり」
なのだそう。

PIVIm編集部は「全く違う」という
ポイントに注目、その感覚で
「韓国の米事情、探ってみませんか」と提案、
「それはすごく興味があります!」
と快諾をいただきました。

題して
「韓国の米文化を探る」。
食べてみることでわかる韓国の米の面白さ、
ジローラモさんと追求していきます。
GUEST
Panzetta Girolamo | パンツェッタ・ジローラモ
GUEST
Panzetta Girolamo | パンツェッタ・ジローラモ
PROFILE
毎月諸外国への出張をこなしながら時間を作り携わっている米栽培の地方へと飛んでいる日々。いつ寝ているのかと誰もが不思議に思うほど精力的な活動ぶりは「人生、楽しまなきゃ!」という信念があるから。イタリア・ナポリ出身。

ジローラモは
なぜ米作りを始めたのか

ジローラモさんが「Satoko!お米を作り始めようと思っているんだ!」とお話を伺ったのは3年くらい前でしたでしょうか?

そうそう、多分そのくらい前だったと思います。私が来日してもう30年近くになります。この長い年月、日本の魅力って本当にたくさんあって、まだまだ知らないこともたくさんあって。それを知る楽しみもあるなぁと感じている時にお米作りの話を聞いたんですよね。食べることって大切だと思うし、米ってまさにその象徴ではないか、って感じました

それからの動き、早かったですよね

私の性格、知っているでしょ(笑)。すぐ田んぼを見に行きました。そしてその仕事に携わっている方たちからたくさん話も伺いました。これは一緒に手掛けていきたい、って思ったんですよね

それが今は日本全国、6か所の米栽培地域に携わっていらっしゃる

米ってワインと同じように一年に1度の収穫ですよね。そしてその年の個性が出ている気がしています。同じ米の品種でも育った土地の違いがリアルにありますから。ワインもそうですよね。同じブドウでも地方で全く違う味わいになりますよね。今、私が米栽培に関わっているのが6か所、これ、すべて味わいが違います。本当に面白いです。何が違うのか、「米」だけをとらえると難しくなりそうですが、何か他のものに置き換えて考えるとすーっと理解できるというか

非常にわかりやすいです!土地も気候も育ち方も同じようで違いますものね

だから食べてみたくなる。同じコシヒカリでも香り、噛んだ瞬間、あとに残るインパクト、全部違うんですよね。いろいろ食べ比べてみて「あぁ、この味わいだったらあの料理と食べてみたくなる」とか「この食感はシンプルに米だけを味わいたい」とか。料理を考える楽しみも生まれてきます

ジローラモさん、オリジナルのメニュー、考えるのが得意ですものね!

料理を作ることって私のなかに味わいの想像があって、こうしたら美味しいと思える着地点が見えてくるんですよね。食材の組み合わせも無限大にあるし。「米が主役」のレシピを考えることって突然閃くこともあったりします。それをパズルのようにあてはめていく。だから意外なメニューが誕生したりするのかもしれません

当たり前の美味しさ
実は本当に難しい

今回からスタートする【Real KOREA Deep SEOUL パンツェッタ ジローラモ的歩き方】は米をテーマにいろいろな食事とどう米を合わせたら面白いか、を探ってみたいと考えています

この話を伺った時、「これは面白い!」と思いました。米が主役で料理を引き立てるのか、米の料理方法で味わいを感じていくのか。米っていろいろな味わい方があるからそれを理解しながら実際食べるのは本当に興味深いです

このキンパも「米」を味わうメニューです(笑)

私もそう思いました(笑)。海苔と米の相性、良いですよね!しかも韓国はキンパにごま油をなじませたりするから、さらに香りの美味しさも出してくる。これは反則技です(笑)

同じ米つながりでトッポギも考えてみました

餅米、ですものね。炊かれた米とは米のテイストがまた変わってきます。餅って国によって形も違いますよね。韓国は煮込んだりするものが多いかなぁ…平べったいお餅、トックでしたっけ、あれも美味しいし。一口で食べきれるサイズってあぁ、考えられているなぁって思ったりもします

なんとなく、ですが米ってあるのが当然で、なぜあるのかって考えたことがないような気がしてきました

その「当たり前にある」というのが考えれば考えるほど本当に難しいと感じています。あぁ、だからこの米の扱い方なのか、そういう料理方法なのか、あっ、炊き方にこだわっているのか、きっと昔の人の知恵が今も受け継がれているというか。当たり前って本当に奥深いですよね。だから丁寧にいただきたいと感じています。この第2幕、本当に楽しみです!

食事をしながらジローラモさんの「米愛」たっぷり聞かせてください

Panzetta Girolamo
パンツェッタ・ジローラモさんの
Real KOREA Deep SEOUL 、
米をテーマに
バリエーション豊かな料理店を
探索していきます。
料理店の雰囲気と
そこでいただくメニュー、
ジローラモさんはそのイメージを大切に
ファッションもコーディネート
しています。
こちらにもご注目ください。