仙道敦子
現代に生きる韓国伝統文化をたしなむ
韓国宮廷料理は、王の食事として発展し、 五色(赤・青・黄・白・黒)と
五味(甘・辛・酸・苦・塩)の調和を
重んじるのが特徴です。
料理は単なる味覚ではなく、
身体を整える“薬食同源”の考え方に基づいて
構成されています。
その思想は、かたちを変えながら
現代の食の中にも息づいています。
仙道敦子
現代に生きる韓国伝統文化をたしなむ
VOL.5は
王の食卓から現代へ
――宮廷料理の歴史と進化を味わいます。
仙道敦子
1981年俳優デビュー、83年日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。結婚を機に活動を控えるも、2018年に活動を再開。以降映画、ドラマなど数々の話題作に抜擢。現在は「九条の大罪」(Netflixにて世界独占配信中)、TBS金曜ドラマ「田鎖ブラザーズ」に出演中。韓国大ヒット映画をリメイクしたドラマプレミアム「無垢なる証人」(テレビ朝日系 4月18日放送)にも出演する。韓国の文化に造形が深く渡韓の際にはさまざまな文化体験を積み重ねている。
高麗人参、色彩豊かなナムル
ファーストステージは野菜中心で展開する
韓国に来ると不思議なことに野菜をたくさん摂っている気分になります
本当にそう思います。パンチャンもほぼ野菜、それこそキムチも白菜、大根、キュウリなど野菜です。朝鮮王朝の時代劇などを見ていても「野菜料理が多い!」と思う場面も登場しますし
韓国宮廷料理は、朝鮮王朝の王宮で発展した料理体系、単なる食事ではなく「政治・儀礼・医食同源」が融合した高度な文化であること、と書かれている文献を読みました
医食同源、そして色彩も5色使用するなど、美学にも長けている印象です。食べる楽しみもありますね
こちら・ソルガオンは韓国宮廷料理の伝統を継承しながらサービス方法がアレンジされているそうです
サービス方法のアレンジとはどのような流れなのでしょうか
(スタッフに確認)、本体ならばすべてを一度に配膳するそうなのですが、医食同源の教えはそのままに数皿ごと分けてサービスするそうです。わぁ、いろいろ運ばれてきました
見事なまでに野菜‼ばかりです。(お皿を見ながらスタッフに確認)、最初は高麗人参から、ですって。高麗人参は胃腸を整え、身体を温める効能があるから最初に摂る意味がありますね
サラダ、そしてナムルが続きます
サラダのドレッシングは優しい酸味があります。この酸味は食欲が湧いてくる印象です。ナムルは本当に綺麗!色彩の美学、ですね
きのこの焼き物が登場しました
野菜ファーストの食事スタイルは今も昔も変わらないのかもしれないです。しっかり噛むことで素材のおいしさが表れてきています
すでに4品、続いては鍋がセットされます
わぁ!神仙炉ですね!宮廷料理の流れで必ず目にする鍋です。ずっとスープが温かい状態が保たれているのが特徴です。冷たい料理から温かい料理へ移り始めましたね

