パンチャン(おかず)の数が多いのは 韓国家庭料理の醍醐味

店内、広いですね

この座敷な感じも良いですよね。人数多い時って座敷は便利な気がします

メニュー、何を頼んだら良いのでしょうか?

ちょっと聞いてみましょう。(スタッフの方と話して)何か1品選んでください、とのこと。悩むなぁ…いわゆる韓国料理、と呼ばれているものが全部あるから(笑)。何が良いかな・・・気になるものを選んでみてください

私が、ですか・・・まだ食べていないものを選んでみます。プルコギにしてみます

お、定番ですね。面白い。メニューを選べるお店って人数が多いともっと楽しくなります。ひとりだったら同じメニューになっちゃうけれど、他の人が頼むものを見ているとその人の好みが出てくるでしょ。自分では頼まないものがあったりするから少し味見もできる(笑)。そこに発見もありますしね。楽しみです

メニューください、とお願いするとしゃもじを渡されて「そこに書かれているメニューから選べますよ」と言われます。ジローラモさん、韓国語のレッスンもされていたそうで書かれていることはスラスラ読めます。しゃもじを持っているジローラモさん、メディア初出しです!

メニュー、しゃもじですね!ジローラモさん、持ってみてください(笑)

(しゃもじを見ながら)あ、そうなのか、これはメインディッシュとなるメニューが通常サイズのお値段で書かれています。今はランチだからこのサイズじゃないですね。そうか、夜はサイズ違いで同じメニューがいただけるのか

日本で言うなら定食屋さんのランチとディナーって感じでしょうか

まさにその通り、な気がします。きっとパンチャンの数は同じで。しかし店内、壁が面白い。なにか物語のストーリーなのかな、これ、全部読めたら面白いですね

韓国語ってアクセントになるデザインだな、と思いました

記号の組み合わせですからね。記号と思うとデザインですね。韓国語ってその記号のコツをつかむと理解につながりやすいかもしれないですね

勉強になります。わぁ、料理がいろいろやってきました!パンチャン、盛りだくさんです!

メインの一品はジョン(チヂミ)とプルコギを選択。スープ系はキムチチゲをえらんでみました。ご飯は五穀米。パンチャン(おかず)が多いとはいえそれぞれがしっかり作られてるのでこれだけでごはんを食べることができそうですね、とジローラモさん

これだけあると何がメインディッシュなのかわからなくなりますね(笑)、お皿の大きさで判断しましょう!

パンチャンを吟味しているジローラモさん。これ、全部手間がかかっていますね、とのこと。食事がスタートしたらすべてをテイスティングしてコメントをくださいました。食への愛情が深いです
藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
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