大都食堂のメニューは一択!韓牛のロースのみ。 選ぶのは分量だけ

ジローラモさんがおっしゃっていた通り、店内広いです!

面白いですよね、韓屋って。入口は小さく狭いのに天井高のある空間が広がっているんですものね。しかもきれい。楽しみが増えます。

通された店内にて。入口の間口は狭いですが、中に入ると広くて驚きます。空間を贅沢に使っていて天井からは光が差し込み明るさも取り込んでいます。隣のテーブルとの近さも気になりません

お約束通り韓牛(ハヌ)のロース肉 オーダーしました

韓牛のロースしかないからね(笑)、では待っている間にパンチャンをいただきましょう。白菜も浅漬けだし、味わいが軽そうなものが多いですね(白菜をつまんで)、うん、美味しい。程よい酸味ですね、キムチ独特の赤みはないですが、味わいはしっかりしています。さっぱり、という言い方のほうが合っているかな。これは韓牛と合いそうです

韓牛はスタッフの方が焼いてくださるそうです

もうそれは基本ですね 。韓国へ来たら焼肉の焼き加減はスタッフにまかせる。毎日焼いているからこそわかる、美味しさのタイミングってあると思うんですよね。絶対美味しいポイントもあるだろうし。今日は韓国焼酎をいただきながら焼き上がりを待つことにします。ここの焼き台、良いですね。煙も上がってこないし、焼いたものは網にのせておけるから焦げないし。韓国って便利さを追求する鉄板や鍋が多い気がします

スタッフの話を聞くジローラモさん

(スタッフの方の話を聞きながら)面白い!こちらは冷凍の韓牛は扱わないんですって。今日はこの建物に通されましたけど、別棟は韓牛をカットしているキッチンが見えるのだそう。うわー、それ見たかったですねぇ…

ますます食べたくなりますね、さぁ、焼き始めていただきましょう

韓牛のお皿の写真
韓牛を焼いている写真
この韓牛ロース肉を焼くために設計されたテーブルと鉄板。焼きあがった韓牛は鉄板にそのまま置いておくのではなく網の上で休ませるという手法です。余分な脂に落ちて食べやすく仕上がります

ロース肉、厚みがありますが、食べやすそうですね!これはきっと火の入り方など研究された上でこの厚みなんでしょうね、焼肉って奥深いですね。美味しさって肉の厚みがあればよい、というわけでもないですし

韓牛の焼肉の写真
焼肉を食べるジローラモさん
ジローラモさんの写真
パンチャン(おかず)をつまんで韓牛への期待が高まるジローラモさん。パンチャンはお店の個性を主張することもありながら、箸休めの存在になるのも大事とのこと

一口召し上がった感想を聞かせてください

期待以上の味わい。韓牛の肉質って濃い味わいになりますね。肉の厚みも焼き加減もパーフェクト。これは自分にはできないバランスです。スタッフの方、相当なスキルですね。こういう牛肉、ずっと食べていたい(笑)

焼かれている香りも良いですね

これは美味しいです、選んで正解です!次は先ほどの白菜と一緒にいただいてみます。(一口食べて)韓牛の濃厚だけど脂感が落ちてさっぱりした味わいはこの白菜に合いますね。さっぱり感がさらに広がるというイメージです

パンチャンの写真
お料理を食べるジローラモさん
藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
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