
韓国料理でもいろいろなメニューに登場しているジャガイモ。
品種もさまざまあり、料理の仕方で扱い方も変わります。
SatoKOREAN Recipe 第3回目は
ジャガイモさえあればいかようにもアレンジできる
「ジャガイモのチヂミ」をご紹介します。


藤﨑 聡子
ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター
世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。
わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
@PIVImでは企画コンセプトのディレクションを手掛ける。
この1年、茶わん蒸しの製作は200回を超えるほどマイブーム。

誰でも簡単に作ることができる
ジャガイモのチヂミ
ジャガイモは韓国料理でもさまざまな方法で
たくさんのメニューが誕生しています。
その中でも「焼く」という手法は
簡単にできるメニューのひとつです。
カットの仕方だけで味わいと食感がガラリと変わるのもジャガイモの魅力。
今回は細切りにして焼くだけ、という
めちゃくちゃ簡単な手順で仕上がる「ジャガイモのチヂミ」をご紹介いたします。
トッピングにはシラスとパルミジャーノ・レッジャーノチーズを使い、塩気を補います。
味付けは一切なし。
たったこれだけの食材なのに
一度食べたらハマること、間違いありません。
ぜひ挑戦してみてください。
材料はこちら。目安として2人前です。





〜 材料 〜
ジャガイモ | 1個 |
---|---|
シラス | 好きなだけ |
パルミジャーノ レッジャーノ |
好きなだけ |
小麦粉 | 50g |
サラダ油 | 少々 |

レシピではジャガイモ1個ですが、
1/2個にして軽いオツマミにしてもよいと思います。
スライサーがない場合は薄くスライスしたものを千切りぽく
カットしてください。



準備はジャガイモをカット
するだけ!
手順です。


ジャガイモをカットする

ジャガイモをカットします。スライサーがない場合薄切りにしたあと細切りにしてください。「薄い」「細い」がジャガイモカットのポイントです


小麦粉と【1】のジャガイモをボウルなどであえる

カットしたジャガイモと小麦粉を合わせます。ざっくりでかまいません。全体的に小麦粉をなじませるイメージです


サラダ油をフライパンに敷き、温める

フライパンにサラダオイルを敷きます。多めの分量がおススメ。カリっと仕上がります


【2】をフライパンに入れ焼く

フライパンにジャガイモを入れたら全体に広がるよう、押しながら広げます。"押しながら"がポイント。表面に焦げ目がつきやすくなります


【4】をひっくり返しシラスを半分のせる

ひっくり返した面にシラスをトッピングしていきます。分量の1/2が目安。まんべんなく広げ、しっかり押し付けてください


【5】をひっくり返し残りのシラスをのせる



お皿に移してパルミジャーノ・レッジャーノをかけて完成




この流れが基本形です。
アレンジバージョンとしては
☆ミナリ(セリ)とジャガイモを合わせて焼く
☆ジャガイモを焼いているときにエビをのせて一緒に焼き上げる
☆ジャガイモは海鮮とも合わせやすいのでイカやタコをのせても良い
☆香りも楽しみたい場合はゴマ油で焼く
これはバリエーションが広がりますね。しかもフライパンひとつで完成します。
またジャガイモを薄く敷けばパリパリに焼きあがるので
好きなお召し上がり方を発見してみてください。