ソルロンタンとコムタンの違いとは

韓国料理のすごさを語ってください！　と言われたら
私はまず「スープの美味しさ」を伝えたくなります。
中でもソルロンタンは一言では語れない
奥深さがあると思うのです。

ちなみに。
ソルロンタン、は牛骨も一緒に煮込んでいく牛のスープ。
牛を使ったスープ、もうひとつはコムタンがあります。
これは牛骨を一緒に煮込まないスープ。

この２つの違いは白濁感。
ソルロンタンは乳白色と言ってよいかな…白濁したスープに仕上がります。
一方コムタンは透明感を感じるスープ。一般論です。
牛骨ひとつでこんなにもビジュアルが違います。
それを作り分けている……
韓国のスープ文化はすごいなぁ、と感服してしまうのです。

ソルロンタンを求めて日曜オープン時間から行列

今回の訪問は日曜日。
営業しているかドキドキでした…
コロナ禍以降、日曜営業の店舗って情報更新が不確かで…
到着して安心しました。
お店の回りにはかなりの人が開店を待ちわびていて☆
こちら・イナムジャンは日曜日、午前10時よりオープンです！

席につくやいなや
「ソルロンタンね！」と（笑）。
おぉぉっと、と思っている間に着丼！

抜群のビジュアルです☆美味しさしか伝わってこない！
トッピングは切りたての青ネギ。

お好みですが、コショウを少々。このアクセントが必要です。

全体の味わいを想像しながら最後に塩気を加えます。
ソルロンタンは塩気で味を調整するのが大事です☆

塩を加える時は少しずつがポイント。
塩が溶けだすと一気に塩気が強くなるので！
そして牛肉を探します。立派です。
煮込むことで旨味が出てくるに違いない存在感。

お約束の素麺。安心します。日本の素麺より気持ち太い。
素麺と冷麦の間くらい。これが基本かも。

白米もインしています☆

こちらのソルロンタン、実に濃厚です。
しかも牛肉のボリュームがすごい。
お隣の男性お二人はさらに牛肉追加して、
それを別皿に取り分けて召し上がっていました☆

10時ジャストの入り、退店は10時30分でしたが、
その時点ですでに外は行列です…日曜日なのに…
美味しいスープだからこそ、並んででも食べたくなる。
深い味わいのソルロンタン、これからも注目です。