東大門(ドンデムン)で食べるフグ料理!セリと大根たっぷりのフグ鍋を楽しもう
目次
韓国で「フグ鍋」を食べるべき理由
おそらく韓国に来て一番食べていると思う、フグ鍋。
滞在中一回は試す。
そのくらい大好きです。
えぇぇ、高いでしょ、フグって!?と思われるかもしれませんが、
今回訪問したフグ料理専門店は
おひとり様17,000Wでたらフグ=たらふく=いただけます♡
なぜフグ鍋を選ぶのか。
日本だと鍋だけ、とはいかないですよね。
いろいろな逸品料理がついてきて、仕上げに鍋と雑炊。
つまり高くなることが多い。
一方、韓国は
1・「フグ鍋だけ」「フグの天ぷらだけ」ができる
2・水産物としてフグは日常的に百貨店などでの見かけることが多い
3・一年中食べられるお店も多い
ゆえに、ちょっと手を伸ばせば食べられるメニュー。
であれば、そこまで気合を入れたお値段ではない!
この日朝の気温-10℃…歯も痛くなるほどでした。
今回、まだフグ食べてないな…と前夜からもやもやしており・・・
迷うことなくフグ鍋一択!の胃袋状態で乗り込みました。
早速「フグ鍋」を堪能!
行くことに決めたフグ専門店は
鍋部門が基本の冷凍フグ、生フグ、白子入り(若干辛い)。
この3択になります。何を選ぼうかな…
冷凍と生、そこまでわからないからなぁ、鍋になると。
辛くしたくなったらタテギを入れると良いですよ、とも言われたので、
ならば普通にシンプルな塩味の一番お値頃感のある冷凍フグ鍋と決定。
かつ、こちらの専門店は「フグの天ぷら」がありますので、
それもお願いしました。
まずはパンチャン=おかず。
フグの皮とセリを和えたものが!
美味しいお店!と思うフグ料理店では必ずあるパンチャンアイテム。
これが大好きでお代わりするほど。
ずっとつまんでいられます。
ワクワクするパンチャンの登場から3分後。
この鍋がやってきました。
あぁぁぁ、素晴らしい!
そうです、韓国のフグ鍋にはセリ(ミナリ)がたっぷり入っているのです。
安定の大興奮。だって大好物な素材しか入っていない鍋なんですもの。
いちょう切りにされた大根も入ってます。
味がしっかりみ込んでいてホッとします。
「サービス!」とセリをボール一杯追加してくださいました
命名・セリの敷布団鍋。
思わず立ち上がってお礼してしまいました。
無限大に食べていられる大好物。
朝10時前ですが宴のスタートです☆
韓国料理の偉大さ。
それはスープではないか、と思っている私にとって
この鍋のスープは素晴らしすぎる。
通販してほしい。日本にはない味。
塩気のバランス、フグの旨味がきれいに入っていて
本当にThis is so so simple.
ニンニクの味つけはされていないので
穏やかに食べることができます。
スタッフの方にアドバイスされたので、タテギをのせてみました。
このしっぽ、ふっくらしていて食べ応えあります。
鍋のつけダレはポン酢風(日本のものの方が香り高いけど、これはこれで良し)。
私はお願いした塩&胡椒のほうが好き。
この塩&胡椒、これもまた持って帰りたい。
売ってほしい。と思うレベル。持ち歩きたくなります。
そのくらい塩は塩気、胡椒は辛さのバランスがよい。
そう、これが欲しかったのはフグの天ぷらを食べるのにあったらいいな、と
思ったから。
天ぷら、最高。
日本だと唐揚げが主流ですが、天ぷらもよいですね。
しかも身が大きい。ふっくら。骨なし。そのままイケる。
塩&胡椒、最高の味つけ。
セリ&大根&スープをシンプルに食べ&飲みながら
フグの身は塩&胡椒、からの、味変でタテギとともに。
この繰り返しでスープがなくなってしまったので追加。
〆はシンプルにご飯にスープをかけただけ。
旨味が凝縮していて最高。タテギを加えて味変に。
玉子でおじや風はヤボです。そのままを味わうべき、と思うほど。
空っぽになりました(笑)。
韓国、やはり好きだなと思わせてくれる鍋でした。
次回訪問する際はワインを持ち込めるか問い合わせします。
フグシャン(フグとシャンパン)、したいのです☆
冬の韓国、寒すぎるけれど美味しいご飯が待っている。
そう思うと気持ち新たに訪問したくなりますね。
お店情報
店舗 | : | 동래복국 동대문점(東莱ポックッ 東大門店) |
---|---|---|
住所 | : | 서울특별시 종로구 종로 291 ソウル特別市 鐘路区 鐘路 291 , 1~3F 地下鉄1号線東大門駅・1番出口・徒歩1分 |
TEL | : | 02-741-4705 |
営業 | : | 9:00~22:00、不定休 |
メニュー | : | フグ鍋(冷凍)17,000W、フグ鍋(生)29,000W、フグ鍋(白子入り)22,000W、(1人前・2人の場合2人前から注文)フグの天ぷら(10個)25,000W、ビール6,000W、 |
*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。
藤﨑 聡子
ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター
世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。