韓国ならではの美味しいスープを味わいたいなら朝活を有効活用

ソウルの朝活は美味しいスープから始める。
これは滞在時間が限られている方にとってとても友好的な
時間の使い方です。
あれ食べたいなぁ、あそこに行きたいなぁ、とやりたいことがたくさんあると思うので、どうやってやりたいことを制覇するか、は本当に考える必要があります。

特に朝ごはんは大切。日本にはない文化、韓国ならではの味わいのものが多いから。
その中でPIVImではかなりの率でソルロンタンに出逢っています。
同じ牛系のスープではコムタンもあります。
この２つの違いは
ソルロンタン：牛骨、内臓などを煮込む、塩で味付け、白濁色
コムタン：牛肉を煮込む、醤油で味付け、茶色系の透明色
ちなみにコムタンは鶏肉でも作ることがあります。
その場合はタッコムタンと呼ばれ（タッ＝鶏）これはこれで美味しい。
鶏肉がほぐれていて食べやすい。

ソルロンタン、コムタン、ともにお勧めできるポイントは
脂感がない。さっぱりした仕上がり。
そしてお店によって味わいが全く変わる。
同じ食材なのにこうも違うのか、と感動します☆

100年の歴史を持つソルロンタンは過去ナンバーワンの白濁色

ソルロンタン専門店・里山（イムン）ソルロンタンは
日中非常に混み合う安国（アングク）駅から歩けます。
この駅周辺は仁寺洞（インサドン）エリアの入り口、５年以上人気が続くパン屋さんなど人が集まるポイントが満載です。
でもこのソルロンタン専門店はそちらの方向ではなく、明洞に向かったエリアにあります。
しかも朝８時から。時間の有効活用ができると思います。

メニューのソルロンタン、普通と肉大盛、がありますが、
普通で充分の肉量です☆

過去何十回と食べてきた中で一番の白濁色！に認定します。
こんなに白いスープは初めて！
ここからして驚きます。
青ネギはテーブルに置いてあるのでご自身で好きなだけ
投入してください。これも嬉しい。量を選べますから。

スープをそのまま召し上がってみてください。
濃厚でトロッとした感じを味わえると思います。
伺ったところ韓牛（ハヌ）だけを18時間以上煮込んでいるとのこと。
かなり貴重です☆

味を調えていきます。塩のみです。
ポイントは最初からたくさんの塩を入れないこと！
塩が溶けていくうちに塩味がめちゃくちゃ濃くなっていくので。

胡椒も大事。やはり韓国の胡椒はインパクトがあって美味しい。
お店の方は「普通のものですよ」とおっしゃいますが、
個人的にはその「普通」が難しいんだよなぁ、って思ってしまいます。
ほんと、どこで売っているんだろう…今度こそ聞き出したい！
そしてこちらにはパウダーに近い唐辛子があったので挑戦してみます。

唐辛子、正解！程よい辛さがスープに入ります。
塩同様、少しずつが良いと思います。
そう、ソルロンタン専門店は最初から麺類とご飯が器に入っている場合が多いです。
あ、ご飯が欲しいなぁと思ったら器の底を探ってください。
程よくスープをすったご飯が現れます。

麺類。いわゆる素麺より気持ち太い麺。

このように味をいろいろ調整しているうちに
なぜか食べ終わってしまう…すごく悔しい。
完璧になるまでに半分以上食べてしまっているから…。
一口スープの味をみて、このくらいだなと直感力で味のバランスを決められるような
テクニックを身に着けたいなぁと思ってしまいます。
ソルロンタンマスターへの道、まだまだ続きそうです。

関連するおすすめ記事

鐘路（チョンノ）で味わう豚肉の希少部位焼き肉