乙支路3街(ウルジロサムガ)にある、一人でも入りやすい知る人ぞ知るカフェ

2024.7.17

目次

映えるカフェはもう古い!隠れ家的カフェこそ今大注目

ソウルへ行ったら写真映えするカフェに行きたい!って
声を聞くことがあります。
それはそれで楽しい。センスの違いも分かるし、
へぇ、そうすれば良いんだ、って発見もたくさんある。
一方で美味しいが優先順位1位、ではない気がします。

日本に置き換えたらどうなのか。
結局は「美味しい」「もう一回行きたいね」というカフェを
本能的に選んでいませんか?
美味しい。
これが大事なのではないかな、と。

会社のある六本木エリアには、最近小さなカフェが
続々オープンしています。
決してきらびやかではない。
味で勝負している。そして多くの外国人で賑わっている。
シンプルなメニューなのに知られている。面白いですね。
ソウルもそのような傾向になってきているのではないかな、と
感じています。
美味しさで勝負する知る人ぞ知るカフェ。
こちらのカフェは
堤さんも歩いているエリアと同じ
乙支路3街駅にあります。
賑わっている街ですが、教えてもらわなきゃわからない…と
いう場所にあります。駅から徒歩2分なのに。

McCullee coffeeの外観
ビルの2階にあります

夢にまで出てくるピーカンパイ

ソウルにも行きつけのカフェができた!と思ってしまいました。

McCullee coffeeのカフェラテ
とてもシンプルです

このカフェ・ラテを作ってくださるオーナーの仕事ぶりをずっと見ていました。

カップを温める。
豆の量を量って粉砕する。
お湯の温度を確認。
サーバーで作り始める。
抽出が終わったらカップに注ぐ。
ラテアートをして完成。

お仕事としてはすごくシンプルなのですが、
見ていてワクワクした気分になるのです。
あ、私のカフェを作ってくれている、という。
次、このカフェに来たら絶対カウンター席に座ろう、って。
流れるような所作を見ていたくなると思います。

スイーツもあります。ピーカンパイ!
奥様のお母さまから受け継いでいるレシピで毎日焼いています。

McCullee coffeeのピーカンパイとコーヒー
ナッツが香ばしい!

ナッツのボリュームがすごい!嬉しくなる。
甘さも控えめで、軽く1ピース食べ切れちゃう。
ピーカンパイって作る人で本当に味が違うこともわかりました。
これは美味しい。どなたにでもおススメできる。

カフェの香りと苦み、そしてコクが
ピーカンパイの甘さとしっくり合います。
酸味が穏やかで優しいので一緒に味わうのがベスト。

カフェは店内に焙煎できる機械があって
豆を仕入れて(豆の産地も厳格に選定)
日々の状況で仕込んでいるそうです。
家でも楽しめるように販売もしています。

McCullee coffeeの焙煎されたコーヒー豆
パッケージもシンプル!

オーナーはアメリカでカフェの勉強をして
帰国後、こちらをオープンさせたそうです。
オープンして日は浅いものの、どうやってここ調べたの?!と思うくらい
1人、1人、とお客様が入ってきます。
美味しい情報って広まるのですね。
私は友人が紹介してくれたので辿りつけたけど。

覚えていたくなるカフェ、見つけました!

お店情報

McCullee coffeeの店内
McCullee coffeeの店内
店名 McCullee coffee
住所 서울특별시 중구 충무로5길 6-1
ソウル特別市中区忠武路5ギル6-1 2F
地下鉄2・3号線乙支路3街駅・9番出口・徒歩2分
TEL 0507-1370-9635
営業時間 12:00-20:00(火-日)、月休
メニュー エスプレッソ4,000W、アメリカーノ4,500W、カフェラテ5,000W、ピーカンパイ7,000W

*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。

藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
PROFILE

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