明洞(ミョンドン)にある羊羹の美味しい韓国スタイルのレトロカフェに注目!

2024.4.11

目次

羊羹とカフェ、面白い組み合わせで評判

現代的なヒップ感とクラシックな感じが絶妙になじんでいることで
人気のカフェ・赤糖Jeokdang(ジェックダン)。
最近急浮上しているヒップジロ(Hip+乙支路の合成語)を生み出したとしても
今注目されています。
乙支路はこのカフェがあるエリアの名前です。
店内は日本の禅にインスピレーションを受け、
ウッドトーンと床のレッドカーペットが暖かい印象に仕上げています。
窓際にある竹がカフェの雰囲気をさらに禅的に見せてくれているのかもしれません。

竹林を眺められる席、人気です

この雰囲気の中でいただくのが、羊羹!
中でも注目は栗羊羹。栗は韓国で最も有名な忠淸南道の公州地域のもの、これを蜂蜜とオーガニック砂糖を合わせたものに漬けこんでいます。
公州は三国時代、百済の中心地として都が置かれました。歴史的にも文化の深さを受け継いでいます。

おすすめしたいカフェメニュー

和なテイストが光っています☆
 

餡バターサンド。ぺクソルギで挟んでいます。
ペクソルギとはうるち米に砂糖水を混ぜてふるいにかけ、
蒸し器で蒸した白い餅のことを言います。
これに無塩バターと自家製餡を挟んで完成。
パン屋さんで販売されている餡バターとは似て非なるもの。
ちなみにバターの厚さは1センチ!

ぺクソルギ(挟んでいる白いパンのようなもの)がもちもちして柔らかい!
 

バニラアイスクリームのなかに特製餡を入れているモナカ。
噛むほどにモチモチ感が伝わってきます。
韓国で有名なアイスクリーム「フナサマンコ」と似ていますが、
こちらのモナカの方が甘み抑えめです。

モナカにはもち米を使用しています
 

一口サイズより少し大きい栗羊羹。
これを目当てに来店する方がほとんどです。
半分に割ると栗がまるごと一つ出てきます!

栗羊羹は甘さ控えめ、少し甘めのドリンクと一緒にどうぞ
 

ドリンクは珍しい香りと味わいの小豆ラテ。
香ばしい香りがするラテ、なかなかお目にかかれません。
甘さも落ち着いていて、スイーツの甘みを引き立てる感じ。
羊羹とラテ、この組み合わせは非常に斬新ですね。

小豆ラテ(左)の風味はこちらのお店ならでは
 

カフェ・アメリカ―ノもありますが、
やはりここでしか楽しめないドリンクとスイーツ、
味わってみてはいかがでしょうか。

お店情報

   
店舗名 적당 (赤糖Jeokdang)
住所 서울특별시 중구 을지로 29
ソウル特別市中区乙支路29 1階後門
地下鉄2号線乙支路入口駅・1-1番出口・徒歩3分
電話番号 +82-(0)507-1312-8928
営業時間 10:00~21:30 (L.O 21:00) 不定休
メニュー ペクソルギ餡バター5,500W、モナカ3,500W、栗羊羹2,800W、小豆ラテ6,500W、アメリカーノ4,500W

*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。

藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
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