益善洞(イクソンドン)で楽しむならパッピンス(小豆のかき氷)?それともトレンドカフェ?

2024.8.1

目次

益善洞(イクソンドン)はアクセスしやすい

今回のソウル旅行、どこに泊まろうかな、何を食べようかな、と
計画を立てる方、多いと思います。
やりたいことがたくさんある分、綿密に計画を立てたい。
移動もなるべく効率よくしたい。
誰もが同じように思うことですよね。

今回ご紹介する益善洞(イクソンドン)は
地下鉄1・3・5号線の鐘路3街駅にあります。
明洞、江南、それぞれのエリアからも地下鉄1本で移動ができ、
非常に便利です。
しかも改札を出て地上に上がったら
約2分で到着してしまうのが益善洞エリア。
どこが入口かな?と思ってしまうかもしれませんが、
狭い路地に韓屋(韓国伝統家屋)がひしめき合っているので
「あ、ここだ!」と一瞬でわかると思います。

どの韓屋も築100年近いものが多く、
韓国の歴史を垣間見ることもできます。
そこで見つけたスイーツの人気店。
伝統的?トレンド?どちらの味わいも選べるので
ぜひ参考にされてみてください。

この夏、狙いを定めたいならこのパッピンス

かき氷、といってもひとくくりにはできないと感じています。
韓国には「パッピンス」「ソルビン」
と2つに分けられると思います。
パッピンスはパ=あずき、ピンス=氷
ソルビンは雪のような氷、
氷の削り方も違うので食べ比べ、面白いですね。
こちらは牛乳氷にしたものをきれいにすりおろしています。

甘さはうんと控えめ

この小豆、豆本来の甘さがあって、しつこい甘味がありません。
練乳と一緒にすると甘さが一気に増します。
小豆と氷だからパッピンス、と思うけれど、
氷がパウダースノーのようでソルビンのニュアンスも。

ふわふわですが崩れない

そしてすぐ溶けちゃう!おもいきや、
このパウダースノーが続くのです。これは本当に不思議!
しかもお餅!氷の上で冷たくて硬くなりそう、と思ってしまいますが、
最後まで柔らかい食感です!
写真のように韓国伝統のスイーツはボリュームもすごいです(笑)。
1人で召し上がるのは意外に重いかもしれません。
ぜひお友達と一緒に楽しんでみてください。
ソルビンスタイルのスノーパウダー氷、クセになると思います!

≪お店情報≫

店名 뜰안(トゥラン)
住所 서울특별시 종로구 수표로28길 17-35
ソウル特別市鍾路区水標路28キル17-35
地下鉄3・5号線鍾路3街駅・4番出口・徒歩7分
TEL 0507-1401-7420
営業時間 12:00-21:00L.O.、日祝 10:00-19:00L.O.、定休日なし
メニュー 牛乳と雪花小豆のかき氷2人前18,000W(2人前から注文可能)、7種類のミスッカル7,000W

スイーツのトレンドをキャッチアップできる最新カフェ

益善洞エリアのなかでも人気のカフェ・楽園駅。
そう、「駅」という名前の意味はこのような感じ。

敷地内に線路があります

韓国伝統の韓屋を駅に見立て、電車の到着駅にカフェがある、というイメージ。
しつらえが非常に印象的です。
カフェをオーダーするカウンター。「駅」という意味がここにも伝わってきます。
パネルが動くのも斬新。


ケーキなどのサンプルは回転寿しのように回っています!
注:食べられません☆サンプルです
ユニーク。これはこれで楽しい

カフェ、ケーキ、ともに丁寧に作られています。
このピーナッツラテ、ラテは甘くなく、ピーナッツの香ばしさがポイント。
ケーキで甘さをフォローできるし、頼んで正解!
サクサクした感じ、伝わりますでしょうか

韓国のカフェってお店の個性を打ち出しているところが多い気がします。
カフェそのものの美味しさ、アレンジしたもののキャッチ―なこと、
そしてそれぞれ美味しい。
カフェの香り、苦さ、これも千差万別。
同じ味わいに出合えないのも面白い。
10人いれば10通り以上の味わいがあるのかな、とも。
カフェ探検する楽しみ、できますよね。

益善洞、まずはこの2店だけでも足を運んでいただけたら嬉しいです。
場所としては仁寺洞に近く、足を延ばせば明洞、広蔵市場へも徒歩圏内。
散歩エリアとして注目されてみて良いかもしれませんね。

≪お店情報≫
店名 楽園駅(ナヲンヨック)
住所 서울특별시 종로구 수표로28길 33-5
ソウル特別市鍾路区小切路28ギル33-5
地下鉄1・3・5号線鐘路3街駅・6番出口・徒歩3分
TEL 02-763-1112
営業時間 11:30-22:30
メニュー ピーナッツラテ7,200W、石炭コーヒー7,200W、アールグレーショコラ8,000W、

*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。

藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
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