狎鴎亭の老舗餃子店は地元の人で大賑わい
目次
国民的メニューと思うマンドゥ(餃子)
ソウルの街中を歩いていると本当によく見かける言葉
「만두」
マンドゥ。餃子です。
私は韓国で餃子って国民食ではないか、と思っているほど。
スタッフに聞いていると
お正月はみんなで包んで食べているよ、とか
お母さんの味ってあるんだよね、とか、
すごく日常の食べ物なんだな、と。
でも惜しいな、と思うのは
餃子というものが当たり前すぎて普通になっている…
普通なことほど貴重だよな、あぁ本当にもったいない、
と常々感じています。
コロナ禍前からずっと気になっていたお店・モンノ。
訪問したけどお休み、はたまた臨時休業が続いており
ようやく訪問が実現できた老舗餃子店です。
1987年創業・木路(モンノ)のピョンヤン式マンドゥック(餃子スープ)は具沢山
ずーっと気になっていたお店なので期待値が高い!
まずはこちらの胡椒を発見。合格!!!
メニューを見るといろいろあるけれど
ここは初志貫徹。マンドゥック(餃子スープ)を攻めます。
ほほぅ。
形が 日本の餃子に似ています。
韓国でよく見る丸いものではない。
皮も薄く見えますがしっかり厚く、手作り感満載。
ますます盛り上がってきました☆
細切りにされた茶色いものは牛肉。
スープは牛ベースの味だったのでその時に使ったものを
トッピングしているでしょう、これはこれで味わい深い。
一個が大きい。そして重たい。
実食。
ピョンヤン式、という前情報がありました。
そうか、これか。
百貨店などで販売されているものとは別物。
肉、野菜に加え、春雨、豆腐など
本当に盛りだくさんな具材!
1つで完全食、と思っても良いレベルです。
ピョンヤン式の食べ方は
器で崩して食べて良いんだよ、と言われています。
スープと合わせるともっと旨味が増すのだそう。
でもこの形は崩したくないな・・・だって皮が美味しいんだもん。
ですので、形をキープしたままきれいに食べることにします。
5個入りですが、
本当におなかいっぱいになります。
これが食べたくて羽田からすっ飛んできたのに
おそらく感動も入ってもお腹いっぱいなのかも…
パンチャンにまで手が回りませんでした…
後から入ってきた地元の方々は慣れたもんで
マンドゥックはみんなで取り分け用に、
他は食べたいメニュー(これがまた魅力的なものがたくさん!)を
オーダーするというスタイル。
次回、人数集めてコレやりたい!と思いました。
ランチタイムから休憩なしの通し営業なので
ぜひタイミングを作って訪問されてみてください。
お店情報
店名 | : | 목로 (木路・モンノ) |
---|---|---|
住所 | : | 서울특별시 강남구 압구정로28길 18 ソウル特別市 江南区 狎鴎亭路28キル 18 地下鉄3号線狎鴎亭駅・4番出口・徒歩3分 |
TEL | : | 02-548-7500 |
営業時間 | : | 11:00-22:00 不定休 |
メニュー | : | 蒸し餃子(6個)12,000W、マンドック(餃子スープ)14,000W, マンドドゥトック(餅入り餃子スープ)14,000W, マンドゥチョンゴル(餃子鍋)中サイズ36,000W |
*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。
藤﨑 聡子
ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター
世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。