江南(カンナム)にニューオープンした豚肉の希少部位を低温熟成させた焼肉店

2024.8.28

目次

PIVImが注目!江南(カンナム)にある豚肉希少部位の焼肉店

韓国へ旅行して「何食べようか悩む…」という話は 当たり前のように聞きます。
実際「何を食べたらよいか」という質問もたくさんいただきます。
その中でせっかく韓国へ行くならば食べてほしい豚肉料理があります。
日本ではなかなかお目にかかれない。 豚肉の希少部位が味わえる焼き肉店です☆

2024年に入って江南(カンナム)エリアオープンした청암140(CheongAm140)。
140、というのは140時間低温熟成した肉類を提供している、という意味。
청암(CheongAm)はビルの名前。 すごくわかりやすい!

청암140(CheongAm140)のパンチャン(おかず)一部
パンチャン(おかず)一部

こちらのお店、じわじわ人気に火がついています。
なぜならぜひとも召し上がってほしい豚肉の希少部位が揃っているから!

・カルメギサル=横隔膜のあたり、いわゆるハラミに近い部位
        豚1頭から300-400gほどしかとれない
・ガブリサル=肩ロースとヒレの間にある背中の部分の肉、
        豚1頭から200gほどしかとれない
・モクサル=首肉。エサを食べるなどして豚のカラダの中で
        一番動く場所=首=まわりの肉、トントロに近い
これらの希少部位がすべて食べられる!絶品の焼肉店なのです。
そして焼き台になるこの鉄板!特注です☆

청암140(CheongAm140)の鉄板
鉄板はこのスタイル
청암140(CheongAm140)のチゲ用の牛肉
チゲ用の牛肉は炒めてくれます

鉄板の真ん中にチゲのブース(笑)が!
これでずっと熱々がいただけます。
しかも鉄板が温まったらスタッフの方が長ネギと牛肉を炒めて
スープを注いでくれます。
スープがなくなったら追加可能。無料です。
これだけでも幸せになります。

サムギョプサルだけではない韓国・豚肉の極意を味わう

チゲの煮込みが始まったら、まずは鉄板を脂でぬぐいます。

右上は韓国風アンチョビソース

注目すべき希少部位を焼き始めました

3つの部位、焼いています

表面に焼き色がついたらカット。

次は断面を焼いていきます

そして一緒に提供される野菜たち。

청암140(CheongAm140)で提供される野菜
盛りだくさんです☆

野菜は火の入り方が早いので豚肉がある程度焼けたら焼き始める。
この気配り、嬉しいです。
エリンギ、エノキ、ミナリ(セリ)、ワラビ、長ネギ、などなど。

全景です。そそられる

塩はヒマラヤのピンクソルト。カルメギサルを味わってみます。

청암140(CheongAm140)のカルメギサル
シンプルさが最高です

肉質が美味しい!脂っこさがない。豚肉の美味しい部分しっかりしている!
これはヒマラヤピンクソルトだけで充分イケる。

鉄板にのっていたソースつけてみます。
これは日本でいうアンチョビテイスト。
韓国ではサムギョプサルにつけて食べる場合が多いです☆

청암140(CheongAm140)のカルメギサル
塩気と旨味、両方味わえます

塩気の状態が良い!香りにアンチョビを感じますが、邪魔しないレベル。
このバランスはきっとハマるでしょう。

モクサル、ガブリサル、も同様にいただきます。
言わずもがな。
豚肉ってこんなに美味しかったっけ?!と思ってしまう…
ちなみに、「~サル」というのは「@@@肉」という意味、とのこと。
ガブリサル、はサムギョプサルより脂感がなく、肉質がしっとりしているので
本当に食べやすい。
パンチャンで出てくるタマネギスライスと一緒に召し上がってみてください。
肉の旨味が一気に広がります☆

そしてこちらのお店、何がよいかっていうと
スタッフの方が焼いてくれる。食べるタイミングを指示してくれる。
優しいサービスなのです。
絶対行った方が良い、と思う焼肉店に出合えた気分です。

お店情報

청암140(CheongAm140)の店内
店名 청암140(CheongAm140)
住所 서울특별시 강남구 역삼로 140 1층 청암 140
ソウル特別市江南区駅三路140 1階 青岩140
地下鉄2号線・新盆唐線江南駅・4番出口・徒歩10分
TEL 0507-1331-4341
営業時間 10:00-22:00(月-金、土12:00~、日祝15:00~ 不定休)
メニュー 韓豚カルメギサル17,000W、韓豚ガブリサル16,000w、韓豚モクサル15,000W (すべて1人前)

*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。

藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
PROFILE

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