三角地(サンカクチ)で味わうべきはポンサンチッのチャドルバギ。テンジャンチゲも美味
目次
韓国の焼肉店は部位別で分かれている。食べたい部位でお店も選べる
日本における焼肉店(牛肉)は考えてみると
多種多様な部位を一度にいただけるように思います。
とりあえずタン塩、とオーダーされる方も多く、
次いでカルビ系、赤身系、ホルモン、といろいろ楽しむという展開です。
一方でソウルへ行くと
カルビならこのお店、ホルモンならこのお店、などと
部位ごとに分かれているケースに遭遇します。
いわゆるその道の専門店、のイメージです。
逆にそのメニュー一択が多いので悩む必要もなく、
何人前かを伝えればあとはモリモリいただくだけ!
この振り切り方、良いよなぁと感じています。
そのような部位別焼肉専門店にも聖地があります。
韓国の友人が10年近く前に教えてくれました。
「行くなら三角地(サンカクチ)。
焼肉の美味しいお店が発掘できるよ!」と。
その一軒がこちら。
ポンサンチッ。チャドルバギを目当てに日夜大行列の焼肉店です。

チャドルバギを本気で味わいたいなら焼肉の聖地・三角地へ行くべき
チャドルバギを改めて解説いたします。
いわゆる牛肉の部位・トモバラを指します。
トモバラ肉は牛の肋骨からおなかにかけての場所を指し、
赤身肉と脂肪部分が交互に層となっているので
一緒に焼くと味わい深い仕上がりが楽しめると言われています。
ポンサンチッはこれが名物。韓国牛のチャドルバギ。

最近では薄切りサムギョプサルがトレンドですが、
こうやって見るとチャドルバギは薄切りの焼肉系・元祖かも☆
そして薬味は切りたての青ネギと輪切りの青唐辛子。
ポン酢風のタレをかけます。

あとはひたすら焼く。焼く。焼く。
薄いのですぐ焼けます。焼くことで脂肪分の脂もおちるので食べやすい。
タレの酸味がパーフェクト。これがなければチャドルバギは完成しません。

そしてこの薬味、
青唐辛子が辛くないので(香りのアクセントというポジション)
大量摂取できます。なくなると大きなボウルから小皿に
取り分けてくださいます。

一皿130gなのですが、軽く2皿食べることができてしまう。
旨みと適度な脂感、そしてさわやかにまとめてくれるタレ。
きっとタレの酸味がパーフェクトなのではないか、と。
仕上げはチャドルテンジャンチゲ。
先ほど焼いたチャドルバギの端切れなどを
テンジャン(味噌)で煮込んだチゲ。この鍋も色気があります☆
焼き終わったら網を外して残った炭の上で煮込むというスタイル。
これがまた濃厚で美味しい。
この鍋を持ってきてくださったおばさまが
「おいしいよ、ご飯絶対欲しくなるよ(笑)」とおっしゃったので
素直に従いました。
ご飯、大正解。そのまま鍋に入れてクッパスタイルにしたいほど☆
という訳でこのような仕上がりに。

本命のチャドルバギをたらふくいただける専門店。
変化球としてはミノ、そしてすね肉もご用意されています。
味変でこちらも召し上がってみてください。
予約は取っていないので夕方17時30分くらいでしたら
そこまで待たずに入れると思います。
お店情報

店名 | : | 봉산집 본점(ポンサンチッ 本店) |
---|---|---|
住所 | : |
서울특별시 용산구 한강대로62나길 24 ソウル特別市 龍山区 漢江大路62ナキル 24 地下鉄4号・6号線三角地駅・13番出口・徒歩3分 |
TEL | : | 02-793-5022 |
営業時間 | : | 11:00-21:30 不定休 |
メニュー | : | チャドルバギ(韓国牛)1人前25,000W、 チャドルチゲ10,000W、ビール6,000W、韓国焼酎5,000W |
*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL
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