北村（プクチョン）へ行く前に「斎洞メットルスンドゥブ」で美味しい時間を過ごしたい

映えるビジュアルより美味しい！を選びたい韓国料理

ソウルに行ったら何を食べるのが良いか、という声を
よく聞きます。
映える、とかトレンド、というのも良いけれど、
それは一過性に過ぎず、
味ではなくビジュアル重視、になりがちだよな、とも。
そうなるとやはり本当の美味しさを知りたい…
私は日本で食べたことのあるものでも良いと思っています。
なぜなら味の比較ができるから。
え、韓国で食べるってこんなに美味しいの？！と驚くことも多く
あぁ、あれを食べにまた行きたいなぁ、と
次のソウル行きも楽しみが増えるのです。
このスンドゥブチゲがまさにドンピシャ。
またこれを食べたいなぁ、と思わせてくれました。

場所は安国駅が最寄り。
駅から北村（プクチョン）へ行く途中の細い路地を入ったところに
あります。

自家製豆腐とプリプリのエビが抜群のコンビネーション・「斎洞メットルスンドゥブ」の海鮮スンドゥブチゲ

お店の名前「재동맷돌순두부（斎洞メットルスンドゥブ）」
のメットル、とは石臼のこと。
昔はこの石臼で大豆を挽き豆腐を作っていたので
この名前になっているそうです。
今も厨房の奥で毎日自家製豆腐を作っています。

メニューも
その自家製豆腐（おぼろ豆腐）が基本。
看板メニューもおぼろ豆腐のスンドゥブチゲ。
作り立てのおぼろ豆腐をパンチャン（おかず）でついてくる
おからチゲ（辛いバージョン）と合わせていただくスタイルです。
もちろん海鮮スンドゥブもあります。
こちらです。

パンチャンはバリエーション豊か。
トトリムク（どんぐりの粉をデンプンで固めたもの）もあります☆

海鮮スンドゥブ、代表格のエビがしっかり入っています。

このエビ、煮込まれているのにプリプリ。
しかもほんのりガーリックの味もしている。
これは初めての感覚です。
思わずエビを探してしまう…もっと食べたくなります。

お約束のアサリ。良い出汁になっています。

これは好みが分かれるタマゴ。
豆腐に紛れていてわかりませんでした。
ぐつぐつしているうえにタマゴを落とすパターンをよく見かけますが
これはすでにスープのなかで煮込まれています。
できたて温泉タマゴのよう。

海鮮スンドゥブ、とひとくくりにはできない
お店の個性を感じます。
記憶に残るエビの存在は唯一無二。
当たり前すぎて気にも留めない、かもしれませんが、
これは本当に手間がかかっているなぁと思う味わいです。

細い路地にあります。
ランチタイムは人の行き来も激しいので
気を付けて訪問されてみてください。

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