韓国でいただくスンドゥブチゲは豆腐からして一味違う旨味がある

韓国料理の定番メニュー、と質問すると
まず候補に挙がってくるのがスンドゥブチゲ。
スンドゥブ＝日本語にすると純豆腐。
チゲ＝鍋料理。
スンドゥブ（純豆腐）は絹ごしより柔らかくおぼろ豆腐に近いもの。
この豆腐の美味しさが評判のお店はキッチンで豆腐を作っていることも多く、
まさに出来立て豆腐を使うということで知られています。
また1人用のトゥッペギ（黒い陶器の器）での提供がほとんどですので、
おひとり様用メニューとして気軽に食べることができる韓国料理です。
日本でも見かけることが多いので、韓国に行ってまでこれを食べなくても…
と思われる方もいらっしゃると思いますが、
でも韓国で食べなければ、豆腐の崩れ方、スープの旨味、全体のバランス、
これが本当の味なのか！とわからないとも思うのです。
実際いただいてみると味わいの濃厚さに驚きます！

わざわざ食べに行くスンドゥブチゲはスープが濃厚で味わい深い

韓国によくある臨時休業に遭遇し、前回訪問できなかった
キワジプ　スンドゥブ。
地下鉄の最寄り駅からも近く観光客にも行きやすい立地です。
このお店に行ってみたい、と韓国の知人に質問したら
そのお店はお勧めしたかった、と言われてもいたお店です。
着席、悩むことなく海鮮スンドゥブを注文。
私が海鮮スンドゥブを選ぶ理由はお店によって煮込まれている海鮮が違うから。
この比較、何気に面白い。
例えばイカ。どのようなサイズなのか、とか
タコ、かなり細かくカットしているな、とか
お店の個性が出てくると思うから。

やってきました。海鮮スンドゥブ！

トゥッペギなのでグツグツが止まりません。
作るところを見ていると火の中に器を入れている、というか
アレで器は焦げないのかしら…と不安になるほどの猛火で
そう思うとちょっとやそっとじゃ熱さは収まらないよな、と
変に納得している自分がいます。
落ち着いたところでスープから。

この赤さでうわー、辛そう…と思われるかもしれませんが、
辛さは穏やかです。気構えていましたが拍子抜け…
もう一口欲しくなる辛さ。食べ続けられる旨味もあります。

探した豆腐。といっても豆腐のボリュームが半端ない！

優しい味。作り立てならではの豆の香りもあります。
そうだよな、これだよなスンドゥブって、思ってしまいます。
絹ごし豆腐の崩れた感じ、ではなく、木綿豆腐の食感を残しながら
めちゃくちゃ柔らかくなっている印象。
これがまたスープと合う。あぁ、食べに来てよかった…

海鮮研究。ビックサイズです☆

イカの足。ゲソがぶつ切り状態で盛りだくさん。
アサリもしっかり。

器の大きさを考えるとこのくらいのサイズのアサリが良いなと感じます。
しかもスープに旨味が移っているのでアサリの存在は大事だな、とも
確信しました。

お約束のご飯もあるのでぜひスープとともに味わってみてください。

豆腐のボリュームがすごくて食べきれるか不安になりますが、
安心してください、気づいたら食べ終わっています☆

訪問したのは土曜日の午後1時30分くらいでしたが、満席でした。
わざわざここにきて食べる意味のあるスンドゥブなんだなぁ、と
感じたのは言うまでもありません。
ほかにもチヂミなどザ・韓国料理なるメニューもありますので
ディナーでゆっくり訪問するのもありですね！

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