京東市場（キョントンシジャン）で味わえるスンドゥブチゲは朝ごはんにぴったり

ソウル市民の胃袋をわしづかみ！京東市場は食材を見て回るだけでも楽しい

どこの国へ行っても必ず市場探検をする身としては
韓国の市場、個性があって面白いなぁと
感じています。
観光客の方が多い南大門市場、広蔵市場は
生活用品が多い市場ですね。
南大門市場は食器、布団、そしてパジャマなど
生活感を感じられる品ぞろえ。
アクセサリーや雑貨も豊富です。

広蔵市場はもっぱら食べる！が多いと思いますが、
個人的には生地屋に行くことが多いです。
日本だと90-110cm幅の布が主流のなか
この市場は180cm幅があったりするので
大きな布を必要とする時にはまず見て回ります。
素材もしっかりしているものが多いので安心です。

そしてもうひとつの市場・京東市場。
最近旅行客からも脚光を浴びています。
ここは食べる、ではありますが食材の宝庫。
あぁ、ソウルで生活するなら
この市場に買い出しに行きたいな、と思ってしまいます。
精肉店、鮮魚店、野菜専門店、果物、薬膳、乾燥食材、などなど
料理するために材料を集めたくなる市場です。
ちなみにごま油専門店はストリートになっています。
ごま油のお店の隣にごま油のお店、
向かいにもごま油のお店、と
同じ商品を扱っているのですが、ご商売が成り立っている経済圏。
非常に興味深いなぁと行く度に感じています。
そのストリートに一軒、ローカルな朝食を楽しめる
食堂があります。
もちろん、朝7時にはオープンしています。

朝7時にはオープン、市場の食堂はアツアツチゲのメニューが豊富

メニューを見ると
スンドゥブチゲ。
そして豚キムチチゲ。
テンジャンチゲ（いわゆる味噌汁のようなスープ）
チョングッチャン（納豆のような香りのするスープ）
これら外せないよな、と思うメニューに加え、
コンナムルクッパ（豆もやしのスープ）、
ヘジャングッ（胃腸を整える酔い覚ましスープ）
ビビンパ　などなど
ザ・韓国朝ごはんの宝庫です☆
非常に悩みます…やはり初志貫徹。
スンドゥブチゲを選びました。

大きなおたまですくったと思ってしまうほどの大きな純豆腐。
プルプルです。濃厚、そして旨味あり！

出汁は海鮮系。アサリがその証拠です。

スンドゥブチゲってお店によって本当に具材が違う。
この比較をするのも面白いです。
こちらは薄切り玉ねぎ入り。

タマゴは最初から一緒に煮込まれています。
丁寧に探さないと壊れてしまうので要注意！

一口クッパスタイルはお約束。少しずつご飯を食べると
これまたスープの美味しさを感じます。

こちらのスンドゥブチゲ、スープの味が濃厚です。
旨みがしっかり感じられます。
私はたまたま9時30分くらいに訪問したので
1人貸し切り状態でしたが、食べ終わって外に出てみると
入口ではランチ用と思ういろいろなチゲの準備が着々と
進められていました。
お店は20人も入れば満席ですので
ランチ時って何回転するのだろう…
知っている人たちが日々通っているのだろうな、
美味しいお店には人が集まるんだな、
やはり市場の食堂ってワクワクする、と
思った次第です。
ぜひこのストリート、探検されてみてください。
美味なる隠れグルメ、もっとあるはずです☆

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