どちらが好き!?渡韓 100 回以上!スタッフが選んだソウルのおすすめベーカリー
目次
ソウル・トレンドのベーカリーを厳選!この2店に注目
10年にわたり00回を超える韓国出張を繰り返しているスタッフ、
探求心が旺盛で、いろいろなトピックを伺うことができます。
特に韓国・パンのトレンドは移り変わりが早く、
また流行り始めたらどんどん進化したものが登場する、とあって
なかなかキャッチアップするのも難しいようです☆
流行りを意識するだけではなく、そもそも美味しいか、買って帰りたくなるか
それを基本にいろいろ食べ歩いているのだとか。
その中でも「これは!」とおススメしたくなるパンを発見、
選び抜いた2店をご紹介したいと思います。
ビジュアル系:SEOUL AMGMUSAE(ソウルオウム)のクイニーアマン
店名 | : | SEOUL AMGMUSAE(ソウルオウム)本店 |
---|---|---|
住所 | : | 서울특별시 성동구 서울숲9길 3 ソウル特別市 城東区(ソンドング)ソウルの森9キル3 |
TEL | : | 070-8846-2025 |
営業時間 | : | 08:00-23:00 |
定休日 | : | なし |
メニュー | : | クイニーアマンダブルチェダーチーズ4.000w イチゴ抹茶ぎっしりのクイニーアマン7.500w ソウルラテ、オウムラテともに6.500w サブレクッキー3.000w~ |
今回は気になったダブルチーズとイチゴ抹茶をセレクト。
チーズは濃厚な味わいと バターの旨味がバランスよい。
独り占めしたくなる。のんびり食べたい。
イチゴ抹茶は3人くらいで分けてもよいかも。クリームは甘さ控えめ、香りはリアル抹茶、べたつかず食感もしっかりしていて食べ疲れない。
他もスイーツ感覚のショコラテイストやサンドイッチタイプもあったりして
まさに、クイニーアマン祭り状態。
トレンド系:COORUMBLEのクロワッサン
店名 | : | COORUMBLE |
---|---|---|
住所 | : | 서울특별시 성동구 서울숲4길 16-25/2-3F ソウル特別市 城東区(ソンドング)ソウルの森4 キル16-25/2-3F |
TEL | : | 070-4335-5352 |
営業時間 | : | 08:00-22:00 |
定休日 | : | なし |
メニュー | : | アールグレイクロワッサン6,500W マスカルポーネクロワッサン6,500W カフェアメリカ―ノ4,500W チャンククッキー3,500W~ |
そう、ご覧の通りクロワッサン。
数年前まではクイニーアマンと同じように、ビジュアルの工夫、トッピングが目新しく奇抜なものが市場を席捲していたと思うのですが、
今はまわりまわって、シンプル イズ ベスト。
ね、見た目はすごくシンプル。
あぁぁぁぁぁぁ、そういうことですね。
あふれんばかりのクリームがin☆☆☆
アールグレイとマスカルポーネのクリーム、
この2種類のクロワッサン。
そーっとそーっと持たないとクリームがでてきてしまうほど
たっぷり入っています。
焼き、に注目、いろいろな研究を重ねたクロワッサンは
シンプルなままでスタート、
全体のバランス、バターの香り、時間が経っても変わらぬサクサク感、と
人気にならないわけがない。
誰もが望むクオリティを打ち出しています。
一方でビジュアル変わらず何か面白いことを、と考えたのが、
生地をつぶすことなくまんべんなくクリームを入れること、だそう。
実際完成までに10分弱かかります
(用意しますね、と言われて計ってみました☆)
クリームは先ほどもお伝えしましたマスカルポーネとアールグレイ。
この2種類、さっぱりとした甘さがクロワッサンのバター感と
最高の相性を見せてくれます。
でもバランス、難しいそう。
アールグレイは香りも活かしたい。
マスカルポーネはチーズのコクも感じさせたい。
ともにクリームにするからミルクの成分やバターとのバランスも意識しなければいけない…
バランスはぴったり!クリームがなめらか、ミルキーさもクセになりそう。
香りはともに明確で鼻から抜けるインパクトが美味しさを醸し出しています。
人気の理由に納得しました。
そしてカフェ=コーヒー=も美味しさが安定しています。
クロワッサンの濃厚さに寄り添える、バランスの良い苦みをキープした味わい。
酸味は抑えられています。
コーヒーの酸味って難しいですよね。
韓国のカフェって何かと合わせて販売しているものが多く、
販売している商品とカフェの味わいのバランスも意識しないといけないな、
と感じています。
そういう意味でもこのカフェはドンピシャ。
あぁ、近所にあったらいいなぁ・・・
さいごに
韓国のパン文化は本当に勢いがあります。
前回渡韓した時からまた進化していることも多く、
それはそれは刺激的。
「映え」を求めたくなる気持ちもわかります☆
でも、「美味しい」「持って帰りたくなる」が基本。
日本にありそうで、まず見かけない、
そんなパンに出合えたら幸せですね。
*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。
藤﨑 聡子
ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター
世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。