狎鴎亭(アックジョン)でカルグクス界のドンペリニヨンを味わう
目次
カルグクスの最高峰・安東(アンドン)グッシ
カルグクスとはカル=刀、グクス=麺、
つまりは刀で削った麺を意味しますよね。
このサイトでも
聖水のお店、京東市場のお店、市庁のお店
とご紹介しています。
どれも全く違う味わいです。同じ麺料理なのに。
麺料理ってホントに面白い。
今回ご紹介するお店の名前は「安東グッシ」。
安東とは麺料理が美味しいことで知られている慶尚北道(キョンサンプット)の安東地方を意味します。
グッシとはソウル近郊ではグクスと呼ぶものと同じ。方言に近いかも。
安東地方のグクス(グッシ)、そのままの料理がお店の名前、なのです☆
自信の表れ、ですね!
数多ある韓国・麺料理の世界で特に美味しいと呼ばれる安東地方の麺料理。
シャンパンに例えるなら、ドン ペリニヨンレベルではないだろうか、と
思ってしまいました。
同じシャンパンでもこのシャンパンは別格と思うのです。
いや、別格と感じさせてくれるだけの味わい深さがある。
一度は飲んでみたいと思わせてくれる。
となると
「特に美味しい麺料理」、と聞いたからには
一度は食べて別格を感じなければ!、と思ってしまうのです☆
100%手打ちの麺と絡むスープはさっぱりとした仕上がり
これが基本のセット。
まずは一口スープを召し上がってみてください。
このさっぱりとした味わい、初めての経験かも。
本当に優しいのです。薄く塩気を感じますが、
これが穏やかで麺の美味しさを引き立ててくれます。
スープは牛のあばらなどを煮込んで作っているもの。
いろいろな牛のスープをいただいていますが、
ここまでシンプルなものはなかなかお目にかかれない気がします。
包丁でカットしている麺。
透明になるくらいまでこねて伸ばしてを繰り返し、
たたんでカットしています。
この細さでも小麦粉の旨味と香りがしっかり感じられる。
まずはそのままで召し上がってみてください。
甘みも現れてくると思います。
これがもう一口欲しくなる。
パンチャン(おかず)、味変の意味があると思いました。
一押しはニラのキムチ。
ニラ特有の香りが抑えられて、逆に甘さが出てきます。
これが麺に絡むと旨味が開いてくるのがわかると思います。
スープが穏やかだから余計に美味しさを感じるのかも。
個人的にはネギが醤油漬けになったものもお薦め!
インパクトのある味わいが楽しめます。
食べ進めていくと、本当にお腹いっぱいになります。
一人前とはいえ、ボリュームもしっかりあるので
朝ごはんとランチ、一緒にいただくイメージでも充分だと思います。
安東グッシ、食べる人の心までも穏やかにしてくれる。
韓国料理の面白さを体験できた気分です。
お店情報
店名 | : | 安東グッシ |
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住所 | : | 서울특별시 강남구 언주로167길46・2F ソウル特別市 江南区 アンジュロ167ギル 46・2階 地下鉄3号線狎鴎亭駅・3番出口・徒歩3分 |
TEL | : | 02-548-4986 |
営業時間 | : | 11:30-22:00 |
メニュー | : | 安東グッシ13,000W |
*許可を得て撮影掲載しています
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