Sato Korean Recipe : Choregi Sarada チョレギサラダ

Sato Korean Recipe : Choregi Sarada チョレギサラダ

SatoKOREAN Recipeは
身近にある食材の組み合わせで
美味しさが誕生する簡単レシピのご紹介です。
第6回目はサラダ。
お好みの葉物野菜をたっぷり味わえる
本当にお手軽なメニューです。
味変もご紹介しています。
ぜひ試してみてください。

藤﨑 聡子の写真

藤﨑 聡子

ワインジャーナリスト・
撮影構成ディレクター

海外出張が続くなか10年間で150回を超えるソウルはまだまだ知らないことが多いと実感している。
ワイン漫画「神の雫」では食事とワインをペアリングする面白さのコラムを連載、あらゆる国で体験し帰国後は必ず料理制作を行う。
永遠のテーマは餃子研究。
ソウルへ行っても毎回リサーチしている。

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チョレギサラダとは日本で誕生した言葉

韓国の食文化はまだまだ知らないことが本当にあります。
第6回目のメニュー・チョレギサラダも言葉の語源を調べていて驚きました。
チョレギサラダ、というメニューは日本ならでは、のものだということ。
チョレギ=コッチョリ、という韓国語になり
浅漬けキムチを意味するのだそう。
広い意味で理解するなら
サッと作ることができるサラダ、になるかもしれません。
炒めたり茹でたりすることなく、
カットして和える、ただそれだけの
本当に簡単なメニュー、になります。
サラダに使用する葉物野菜はお好みでかまいません。
SatoKOREAN Recipeでは
香りや味わいに特徴のある野菜を選んでみました。
食感もそれぞれ違うので
食べることでいろいろな発見につながると思います。
ぜひ挑戦してみてください。
3分あれば完成です!

〜 材料(2人前)〜

セリ 1/3束
三つ葉 1/3束
ケール 2枚
長ネギ 1/3本
わかめ 20g
豆腐 1/4丁
茹でエビ 4尾
5g
コショウ 3g
ごま油 大さじ1(15cc)
ごま 5g
味変用調味料 ぽん酢、レモン

調味料を加える順番を守れば良いだけ

手順です。

step 1 step 1

ケールを手でちぎります

ケールは芯がしっかりしているので芯から葉を外す感覚でちぎってください。大きさは一口大が理想。食感とケール独特の香りが味わえます

step 2 step 2

セリ、三つ葉を4cm ほどにカットします

茎の柔らかい野菜(今回はセリ、三つ葉)は同じ長さにそろえると仕上がりがきれいになります。ともに同じくらいの大きさなのでまとめてカットしてもかまいません

step 3 step 3

長ネギは白い部分を白髪ネギほどの 5 ㎜幅にカット、水にさらしておきます

時間の余裕がある場合は縦に切り込みを入れネギの芯の部分を取り白い部分だけを細切り(白髪ねぎにしてみてください。この白さが盛り付けた時の彩りにインパクトを与えてくれます。斜め切りでもかまいません。ともに必ず水にさらして香りと苦味を押さえるようにしてください

step 4 step 4

わかめを一口大にカットします

わかめは小さくカットすると野菜とからみやすくなります。目安としては一口大の半分。乾燥わかめを使用する場合は水に戻すと想像以上に増えるので加減をみてください

step 5 step 5

1-4の素材をボウルに入れ塩、コショウを加え混ぜ合わせます

ボウルに素材を入れたら箸やトングで一度混ぜ合わせてください。全体的に合わせることが大切です。そのあと塩、コショウを加え、もう一度混ぜること。塩加減は控えめに。足りなければあとから加えても大丈夫です

step 6 step 6

ごま油を注ぎ、しっかり合わせます

塩、コショウをしてからごま油、この手順を必ず守ってください。先にごま油を加えてしまうと野菜が油でコーティングされてしまうので塩気がなじまなくなります

step 7 step 7

豆腐は手でちぎる感覚で、一口大にします

豆腐はキッチンペーパーなどで水切りをして水分をとり、若干の固さを出すとよいです。あえて手でちぎることで断面に凹凸ができるので野菜になじみやすくなります

finish finish

皿に盛って豆腐、エビを添えて完成。仕上げのゴマをかけます

エビは甘えび(新鮮なもの)でも美味しく楽しめます。ボイルしたエビは殻から外すと食べやすくなり野菜の味付けになじむのでぜひ挑戦してみてください。このひと手間が大切です

*さらに豪華にしたい場合、お刺身用のシーフード(イカ、真鯛、タコなど)をトッピングしてみてください。シーフードチョレギサラダの完成です
*味変用のポン酢やレモンは最初にこの基本形を味わった後にお好みで試してみてください。ともにさっぱり仕上がる印象です。この流れで味わうと同じ食材で 2 度美味しくいただけます