鐘路（チョンノ）で朝活は手作りのカルジェビが待っている！アサリ出汁の旨みも素晴らしい

ソウルの朝活、狙うべきポイントは４つある

旅行って一食も無駄にしたくない。
いろいろ、たくさん食べたい。
こう考えると「朝活」、非常に大切です。
日本だと蕎麦、うどん、パン系が主流、あとはテイクアウト。
でもソウルは朝から充実したメニューが選べます。
スープ系、麺系、そして朝から焼く！
本当に朝活するにはもってこいな街だと思っています。

ではエリア＆場所、どのようなところに注目すべきか。
個人的には、ターミナル、いくつか地下鉄が乗り合わせている駅近、
そして市場から徒歩圏内、オフィス街、を意識しています。
ご紹介するカルグクス店は
広蔵市場（クァンジャンシジャン）から徒歩圏内。地下鉄の駅近、
そして朝8時オープン。
願ったり叶ったりのシチュエーションです☆

自家製麺とスジェビの饗宴、まさにパラダイスな逸品に出逢える

8時15分に到着、来客は私1人。
ご主人が昨晩寝かせておいた生地の塊を3－4人前ずつカットしています。
悩まずカルグクスを注文。
見ていたらこの機械に一人前の塊を入れて
生地を伸ばし麺が出てくる作り方をされています。

ご主人から
「麺の生地は寝かしておく。
麺は注文が入ったら伸ばしてカット、別の鍋で茹でる。
スープも同じく注文が入ったら温めてアサリを加える。
麺を7割茹でたらスープの鍋に移してアサリの口が開くまで煮込む。
これが作り方だよ」
と教えていただきました。
私1人だったので私の分＝一人前だけを丁寧に作ってくださいます。
話しを聞いていたら「今年で28年目になるねぇ。
朝は8時から、18時には終わってしまうから気をつけてね」とのこと。
そんな世間話をしながらもご主人の手は動いています。
5分後、着丼！

こちらのカルグクスはアサリ出汁。
そしてアサリがこれでもか！というくらい入っています。

麺は注文してから延ばしてカット、なので作りたて。
もちもち食感、最高です。

味変では唐辛子、青唐辛子のみじん切り（少し酸味あり）が
提供されます。

とにかくシンプルで美味しい。塩気の加減も完璧。
アサリはふっくら。身も大きい。
麺系の作りたてって本当に幸せになる。
そのような話をしながらメニューをみていたら
「カルジェビ」とあります（メニューを見ずに注文していた…）
これはなんですか？と質問したら
「カルグクスとスジェビが一緒になっているものだよ。
8割麺でカット、残りを手でちぎって入れていてね、
これは人気なんだよ！」
ご主人、それ、先に言ってほしかった…
悔しくて
「明日、また同じ時間に来ますのでそのメニュー、食べさせてください！」
と宣言してこの日は終わりました。

翌日。同じ時間の朝8時15分。
「本当に来たね（笑）。言わなくても大丈夫、カルジェビ、すぐに作るから座って待っていなさい」と指示されます。

しつこく言っていますが（笑）、
カルグクスをお店で作っているところは絶対スジェビがある。
こちらのお店で改めて確信しました。しかもメニューにまでなっている！
勝手に「ご主人の自信の表れ」と思っています。

ソウルの朝活、絶対するべきだと思う瞬間です。
カルグクスとスジェビの探求、まだまだ続きます。
ちなみに白菜のキムチは毎朝作っているそう。
訪問した2日間、大量の白菜をカットしていました☆

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