鶴洞（ハットン）のパンギョチプはユッケビビンパが絶品！これはわざわざ食べに行くレベル

鶴洞（ハットン）はこのエリアに住んでいる人が多い。料理店がたくさんあるのも納得

鶴洞（ハットン）は江南エリアの中心に近いところ、という
印象があります。
バスで5分移動すると江南区庁駅、10分もあれば狎鴎亭駅、に行けますし、
歩いてもいろいろな発見ができる街並みです。
特に家具屋、インテリアショップ、ご近所にあったら常連になりたいカフェ
など、探検したくなる場所でもあります。
私が鶴洞って面白い街だよ、と紹介されたのが5年ほど前。
その当時はタクシーで移動がメインだったのでそこまで足を運ぶ、という
ことにはなりませんでしたが、
バスを乗りこなせるようになってよく通るようになり
「意外と便利じゃないか！」思うようになりました。
新沙までも歩けます☆

昨年、紹介された記憶を頼りに探した鶴洞のスンドゥブ屋がありました。
そしてその通りには3－4軒か料理店が並んでいて
直観的に「これはそれぞれに人気があるのかも。
きっとローカルの人たちで混み合っているんだろうな」と
再リサーチしたくなる雰囲気がありました。
その時に「ここには行ってみたいな」と思ったお店がこちら。
スンドゥブ屋の斜め向かいになります。

パンギョチプのユッケは牛肉に味をなじませてから野菜と混ぜ合わせている

こちらに来たら絶対牛肉を食べよう！と決めていたので
焼こうか悩み、いや、ユッケを食べよう、と決断。

ユッケビビンパ。これは80g。ランチなら160gがあり選べます。
まずは80g、少ないかな（笑）と思ったのですが、
これはかなりしっかりしています。
160gであればお腹空かせて行くべきかもしれないです。
そして他の料理店でユッケを頼むと
だいたい野菜類と梨などのフルーツは別添え、という印象なのですが、
メニューがユッケビビンパ、ですので
牛肉、野菜類すべてが合わさっているイメージです。
白く細いものは梨、野菜は防風（ナムルに多い食材）と白髪ネギがメイン。
これだけでも美味しさが伝わってくるのですが、
何に驚いたか、というと牛肉にしっかり味が入っていること！

牛肉はカットして野菜と合わせる前に下味をつけています。
このひと手間、すごく大事だと勉強になりました。
牛肉に味が入っているので何かを足す必要もなく美味しくいただけるので。

ユッケ、いろいろな料理店でいただいてきましたが、
この牛肉とシェフが考えるソース（タレ）のなじみ方、
そこまで意識したことはありませんでした。
これはある意味感動です。シェフの気遣いと繊細さに。

牛肉の美味しさだけを先に味わってから
ご飯と合わせてみてください。
これも最高！お米の存在って大事だと思える組み合わせです
スープはユッケジャンに近い印象。少しスパイシーですが、
これがまた旨み爆発。葉物野菜もたっぷり入っています。

いやぁ、パンギョチプ、マークしておいてよかった。
鶴洞にわざわざユッケビビンパを食べに行くべき価値があります。
そして思ったこと。
いきなり全部を混ぜてしまうのも風情がないので、
最初は牛肉の部分だけをしっかり味わってみてください。
美味しさを実感できると思います。

関連するおすすめ記事

江南（カンナム）エリアで発見！24時間作りたて豆腐で味わう白いスンドゥブチゲ