江南（カンナム）エリアで朝活するにはコンナムルクッパ（豆もやしのスープご飯）が圧倒的人気メニュー

ご飯の提供方法はお店によって個性があるクッパ（ご飯入りスープ料理）

クッパ、とはご飯の入ったスープ料理。
韓国語で書くと국밥。국＝スープ、밥＝ご飯、になります。
おかゆ、雑炊に例えられることが多いですが、
これはシンプルにご飯がスープに入ったもの、と
思うと納得できる気がします。
なかでもポピュラーなものがコンナムルクッパ。
豆もやしのスープご飯。
あっさりした味わいのスープは程よい塩気があるので
そのままでも充分に楽しむことができます。
お店によってはご飯が別添えになっているところも多く、
自分のペースでごはんとスープを食べることもできます。
こちらの方が食べやすいかな、と思います。
ご飯がスープの熱さで煮込まれていかないので
しっかりとした固さで味わえるからです。

朝7時からコンナムルクッパとモジュをいただくことができる貴重なお店・イマッコンナムルクッパ

コンナムルクッパを味わえるお店は
朝から営業しているパターンが多いです。
酔いさましのスープのひとつに考えられているからかな、とも。
個人的にはあっさり、さっぱりしているので
朝から食べやすい。肉や魚、ではなくモヤシなので消化も早い。
そういう意味ですごく一般的なのかもしれません。

そう思って向かったコンナムルクッパのお店「イマッコンナムルクッパ」も同様、平日は朝７時からオープンしています。
伺ったのは８時少し前ですが、満席でした☆
席について悩むことなくコンナムルクッパを注文。
メニューをみていたらモジュ！があります。
モジュとは母酒、と書きます。全州の伝統酒です。
全州はマッコリの名産地です。
そのマッコリに黒砂糖と桂皮、なつめなどの材料を加え煮詰めて作ります。
少し甘めでほのかにショウガの香りも感じられます。
アルコール度数も低く。（まったく感じられないレベル）
冷やしたものなので非常に飲みやすい！
朝ですが、これは飲めるレベル！
迷うことなくモジュもお願いしました。

その前に調味料をチェック。
こちらは韓国海苔がテーブルにセットされているので自分で適量を
サーブするスタイル。
そしてアミの塩辛、青唐辛子。これはお約束。
赤いものは、イカのチャンジャ！これだけでご飯がいただける！
大好物なものが勢ぞろいしています☆

にやにやしていたところにコンナムルクッパの登場！
このグツグツした感じ、本当に幸せになります。

グツグツが収まったところで全景を。

うれしいことにご飯は別添え！
そうなるとコレをします☆

イカのチャンジャご飯！程よいからさとしっかりした旨味で
これだけでご飯を食べることができる！
スープが少し冷めるまで30秒待つことにしたので
モジュを味わってみます。

ショウガの香りがしっかり。ナツメの味わいが感じられます。
これは朝からでもイケる。美味しい。
程よい甘さ、クセになりそうです。

そして本番のコンナムルクッパ！
目玉焼き添えです。
熱々のなかにタマゴを落とす　OR 目玉焼きを添える
タマゴの扱いはお店によって異なります☆

粉唐辛子とコショウ、このバランスも程よくて完璧。
スープのアクセントになっています。
スープは想像していた以上にあっさりですがコクがあります。
アミの塩辛を入れても良いですが、このままでも充分な塩気。

切りたての長ネギもしっかりとした存在感、
イカも一緒に煮込まれていて豪華な気分です。
主役の豆もやしは食べても食べても減らない（笑）
こんなに熱々のスープなのにクタっとならない。
コンナムルクッパって不思議なメニューだなと思う瞬間です。

朝からこれだけのボリュームをいただくことができるなんて
韓国料理の面白さ、改めて感じることができます。
朝活にコンナムルクッパ、お忘れなきように！

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