マグロの消費量(2022年)は
1位静岡県静岡市
2位山梨県甲府市
3位東京都
というデータが上がっています。
そして世界の捕獲量1/5を日本が消費している、とも言われています。
これを聞くとスーパーへ行くと鮮魚コーナーに必ずマグロはあるな…と思います。
そこまで気にはしていませんが食べたくなる時、ありますよね。
でもこんなに量は食べられないし…
その時は味変&アレンジテクをマスターして
最後まで美味しく味わってみてはいかがでしょうか。
藤﨑 聡子
ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター
世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。
わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
@PIVImでは企画コンセプトのディレクションを手掛ける。
この1年、茶わん蒸しの制作は200回を超えるほどマイブーム。
アクセントになるゴマ油があれば
完成するマグロのタルタル
タルタル、とはいろいろな意味合いがあると言われています。
生の素材を細かく刻んで合わせたものを全般的にタルタルと呼ぶのが一般的な解釈です。
例えば、ステーキタルタル。
これは生の肉を刻んでケイパーなどの香味野菜、スパイスなどと合わせたメニュー。
フランス料理ではポピュラーだと思います。
またタルタルソース、例えばカキフライなどで登場するソースも香味野菜を細かく刻んでマヨネーズと和えます。
こちらも「食材を細かく刻む」がベースです。
この「細かく刻む」食材をマグロで調理するのが今回ご紹介したいマグロのタルタル。
これは覚えておくとパーティメニューにもなるのでぜひ試してみてください。
材料はこちら。目安として2人前です。
〜 材料 〜
マグロ | 好きなだけ |
---|---|
青ネギ | 好きなだけ |
ゴマ | 好きなだけ |
醤油 | 少々 |
ゴマ油 | 少々 |
焼き海苔 | 好きなだけ |
マグロの分量に応じて調味料を調整するだけ。
とても簡単に完成することができる幸せメニューです!
準備から完成まで4分!
まな板とボウルを準備してください
手順です。
マグロを一口大の食べやすいサイズにカットする
マグロを一口大のサイズにカットします。大きさがわかりにくい場合は食べやすいサイズ、と思うと簡単です。細かくカットしすぎなくても大丈夫です
刻んだネギを加える
みじん切りにした万能ねぎを合わせます。万能ねぎの分量はお好みで。カットしたマグロと先に合わせておくと食べやすいです
ゴマを加える
ゴマを和えます。香りを引き立たせたい場合は少しすりつぶしても良いでしょう。しっかりとしたアクセントになります
醤油を合わせて 1 分ほど休ませる
マグロ、万能ねぎ、ゴマを器で合わせたところで醤油を加えます。この順番が大事です。醤油は最初少なめでスタート、味を見ながら加えていくと良いです
【4】を混ぜ合わせる
醤油を合わせたら食材すべてと混ぜ合わせます。この時混ぜすぎないのがポイント。少し時間を置くとしっかり味がなじむので慌てないでください
【5】にゴマ油を加えて完成
混ぜ合わせて落ち着いたところでごま油を加えます。最後にゴマ油、これが大事です。全体を再度混ぜ合わせたら盛り付けてください
海苔を添えると立派な一品になると思います。味わいは整っているので醤油などは必要なし。このまま召し上がってみてください
盛り付けはセルクル(お菓子などを成形する際に使用する円筒形の金属型)があると一気にビジュアルが美しくなります。
セルクルがない場合、一口ずつ焼き海苔の上に盛り付けてつまみやすいようにすると良いでしょう。
手順、ポイントは醤油を加えるタイミング。
必ずゴマ油を加える前に行ってください。
ゴマ油の後になるとマグロがゴマ油でコーティングされてしまうので醤油が素材になじまなくなります。
このメニューは、このままつまむ、でも美味しいですがご飯の上にのせてマグロのタルタル丼、にしても良いと思います。
お刺身やお造りだけではない、マグロの味わい方、美味しい発見につながりますね!