弘大入口(ホンデイック)から歩ける餃子専門店はもう一度訪問したくなる美味しさ

2024.10.21

目次

弘大入口とお隣駅の合井(ハプチョン)は歩いても15分の距離

弘大入口(ホンデイック)駅から賑やかなストリートを散歩。
脇道に入るとブティック系のニューオープンしたショップがたくさんあり、
あぁ、弘大エリアって動きが早い街だなぁ、と感じます。
日本でも知られているチェーン店系の居酒屋が先だってこのエリアにオープンし、4時間待ち、と言われて
どこからそんなに人が来るのかしら…Z世代の動きってエネルギッシュだな、
と毎回思うのもこのエリアの特徴と言えるかもしれません。

そして弘大入口駅は軽く歩ける距離感の駅も隣接していて
あら、隣の駅に来ちゃった、なんてすごく普通の光景。
そうして見つけたお店がこちら、ハプチョン ミピルダム。
ハプチョンとは最寄り駅・合井の韓国語読み。
あぁ、人気なのかも、と思ったのは
店舗前に予約ができるマシーンがあるから。
でもこれは韓国携帯がないとできない…
そこは勇気を出してお店の方に
自分は韓国携帯を持っていませんが予約したいです、
と伝えてください。
対応してくださいます。
英語が伝わるのでネイディブに韓国語が話せなくても大丈夫です☆

弘大入口(ホンデイック)にある합정 미필담(ハプチョン ミピルダム)の看板
この看板が目印

出逢った餃子専門店のスープは驚きの透明感

お店はカウンター10席、4名テーブルが1卓。
こじんまりしていて落ち着いています。
オーナーの方、すごく配慮があって
韓国語のメニューは読めますか?と聞いてくださいます。
いいえ、読めないです、と伝えると
料理写真のファイルを渡してくださるので
「これ、お願いします」と簡単に注文できるスタイルになっています。

そして選んだのはシグネチャー(と思う)マンドゥック。
餃子スープです。

弘大入口(ホンデイック)にある합정 미필담(ハプチョン ミピルダム)のマンドゥ(餃子)
この透明感、驚きます

澄みきったスープ。黄金色。ワクワクします☆

弘大入口(ホンデイック)にある합정 미필담(ハプチョン ミピルダム)のマンドゥ(餃子)
輝きもあります

程よい熱さ。スッカラ(スプーン)一杯の量でも
深い味わいがわかります。
スープは塩気を加える必要がいらない牛のスープ。
韓国料理を尊敬したくなる「スープの美味しさ」が
宿っています。
トッピングにはほぐされた牛肉。
これもしっかりした食感と味わいがあります。
そしてマンドゥ(餃子)は5個。ボリュームあり。

弘大入口(ホンデイック)にある합정 미필담(ハプチョン ミピルダム)のマンドゥ(餃子)
重いです

ずっしりとした重さがあります。
日本の焼き餃子、水餃子とは別物。
いわゆる「肉汁たっぷり」ではありません。
余分な脂感がそぎ落とされている。
混ぜ合わせた素材のバランスが良いことが伝わってきます。
一言で例えるなら「さっぱり」。
でも旨味と深みがあるのです。

弘大入口(ホンデイック)にある합정 미필담(ハプチョン ミピルダム)のマンドゥ(餃子)の中身
おそらく1個30グラムはあるかと…

5個も食べきれるかな…と思うのですが、
先にも述べた無駄な脂感が全くないので
食べきれてしまう。この餃子は不思議な力があるなぁと感じます。
ほんのりキムチの漬けタレの味わいもあって
複雑さも楽しめます。
コショウは味変、お好みで。
パンチと香りが高いので美味しさが変わります。
韓国における餃子は本当に多種多様。好みを追求できるカテゴリーですね。
これは覚えておきたい専門店を見つけたな、と思いました。
最後に。

弘大入口(ホンデイック)にある합정 미필담(ハプチョン ミピルダム)の小魚
いわゆる田作りに近いもの

この小魚、ほんのりガーリックの味わいをまとっていて
苦味が抑えられています。
クセになる美味しさ。おかわりもできますので
たっぷり味わってみてください。

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お店情報

店名 합정 미필담(ハプチョン ミピルダム)
住所 서울특별시 마포구 성지3길 22
ソウル特別市麻浦区聖地3ギル22
地下鉄2・6号線合井駅7番出口・徒歩5分
TEL 0507-1366-5041
営業時間 11:30-  月火休み
メニュー マンドゥック(餃子スープ)11,000W、ポッサムプレート15,000W、蒸しマンドゥ(3個)5,000W

*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。

藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
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