聖水（ソンス）駅から徒歩10分。PEER COFFEEは何度も通いたくなるオーラがある

聖水は歩いてみると新しい発見ができる面白さがつまっている

この数年、聖水（ソンス）エリアの開発は
進捗が早く1ヶ月来ていないと
「あら、また変わったのね」と思うことが
多々あります。
昨年のトピックは11月にオープンした
ソウルで一番大きな美容系ショップ。
これでひとまず落ち着いたかな、とも思います。
そして聖水は地下鉄2号線が最寄り駅になりますが、
出口ひとつでガラリと街のイメージが変わるのも面白い。
たった4か所なのに、こんなにも違うのか、と
関心する場面も。
しかも工場を外壁などはそのまま、
室内をリノベーションしている物件も多く、
歩いていても発見があります。

こちらのカフェはそのような街並みを過ぎたところに
ひっそりあります。
知る人ぞ知る、といった印象でしょうか。

PEER COFFEEはサードコーヒー文化の極み。豆も選べる美味しさがある

入店した瞬間に伝わる印象は「本気」。
コーヒー豆と真摯に向き合っているオーラがあります。
豆の種類も多数あり、飲み方などで選べるシステム。
そして1杯ずつドリップで作っていく。
日本でトレンドになったサードコーヒー文化は
日本の喫茶店文化にインスピレーションを受けた欧米企業が
リバイバルさせたもの、と聞いたことがあります。
ソウルはこのサードコーヒー文化と安くてしっかりしたボリューム、
この2極化なのかな、と。
こちらはサードコーヒー文化、丁寧なお仕事ぶりは
見ていて本当に面白い。
そしてとても数学的。分量計算をしっかりしている。
コーヒーって個人的には
料理と同じだなと感じることがあります。
分量、豆の挽き方で全く味が変わるから。

注文したものがこちら。
カフェ・ラテとアインシュペナー。そしてアーモンドクロワッサン。

アインシュペナーは少し甘みのあるクリームがのっているコーヒー。
こちらではアイスだけのサービスです。
この味わいに出合えるのもレアケース。
濃厚で滑らかなクリーム、味わい深いです。

カフェ・ラテは
使用しているコーヒー豆の紹介カードを渡されます。
ミルクとのバランスを考えた
酸味、苦味、コクを意識した味わい。
久しぶりに深みの中に優しい自然な甘さのある
カフェを飲んだ印象です。

アーモンドクロワッサンはボリュームもありますが、
なによりアーモンドの香ばしさと甘さ控えめな生地が
素晴らしい。
変に甘くなくてずっとつまんでいたくなる。
これは美味しい。手土産にしたい。

この空間、近所にあったら
毎日通いたくなる。エントランスも広さがあって落ち着きます。

聖水って駅から歩いて10分くらいの場所に
ひっそり素敵なカフェが多いことにも気づきました。
とっておきになるカフェ、もっと探したいですね。

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