・クッパの一種！韓国料理「コンナムルクッパ」ってどういうもの？

朝ごはんでいただく「コンナムルクッパ」はこんな感じ！

運ばれてきてから1分以上続く、このぐつぐつ感。
アチっ、と言いながら食べる韓国料理の醍醐味。
3年ぶりに選んだ韓国朝ごはんはコンナムルクッパでした。
豆もやしのスープにご飯。
このシンプルさのなかにある旨味！
最初はあっさりしている印象なのですが、
食べ進めるにつれ、余韻に残る味がしっかり出てきます。
聞けば20種類以上の素材を合わせているそう。
火入れを止めることなく、スープを作る。
そしてこのレシピはオーナーしか知らない。一子相伝の世界。
素材はすべて韓国産です。

「コンナムルクッパ」をもっと美味しく食べる方法

コンナムルクッパはお店によってもスタイルが違います。
特にうずらのたまごは個性を表しているかも。
こちらは蒸して別添え。
他のお店だとスープに入れて運ばれてくるものもあれば、
生卵を別添え、というものもあります。この場合、最初に混ぜてしまうか、
スープの余熱で生卵をほんの少し固くするか・・・
私は後者。余熱で育てる派です☆
こうすると、シンプルなスープと卵を混ぜたもの、2種類の味が楽しめるから。

  あとすごいな、と思うのはもやしの火入れ時間。
煮込むことはしていない気がしていて、なぜなら、最後までシャキシャキだから。
茹ですぎてクタっとしない。
こんなに熱いスープなのに。このテクニックは感動する。
なぜスープの熱さに負けないのか。普通より細いもやしなのに。
個人的にはもやしって独特の香りを感じるのですが、こちらのもやしにはそれもない。
きれいな水で洗ったり保存したりしているのかも、ですね。
こうして想像しているだけでも楽しい。
もやしのスープひとつで、ここまでワクワクする。
最初の食事をこれにして本当に良かった。
 

 
付け加えると、海苔を混ぜていただくのもこのお店のスタイル。
細くカットされた韓国海苔を好きなだけ食べることができます。
おかず＝パンチャン＝は多い気がします。
キムチ、カクテキ、黒豆。味変用に青唐辛子、アミの塩辛。

コンナムルクッパは見つけたら必ず食べる派です。
店それぞれ全く味が違う。もやしひとつでここまで個性豊かに味わいを表現していることに毎度ながら感動しています。
お店によって火加減、素材、違いますし、
韓国料理の特徴でもありますよね。スープの美味しさって。
それを比較して食べる楽しみ。
作る人の数だけ味がある。