ソウル江南の「カロスキル」で出合った激旨コンナムルクッパ
目次
「コンナムルクッパ」とは?
2023年、ソウル出張が復活し、最初に食べたメニューは
韓国の朝ごはん編(韓国で朝ごはんは何食べる?)でもご紹介しています。
コンナムルクッパ。
豆もやしのスープ、ご飯入りです。
全州という地域の名物料理・コンナムルクッパ。
クッパはご飯入りスープ。
注目すべきはもやしの存在。
もやしの効能は繊維質はもちろん、ビタミンC、豆の部分にはイソフラボンなど、カラダのことを考えたら無視できない食材です。
スタッフがおすすめする「コンナムルクッパ」の店とメニュー
その後、渡韓の度に必ず1食は食べています。しかもこのお店で。
三百家。
通い始めて10年は軽く超えます。ソウル市内にもいくつか店舗がありますが、
私はカロスキル店によく行きます。
全貌です。
今回は悩んだけれど、いつもの社長さまクッパをセレクト。
そう、オーダーしてなぜこのお店が好きなのか考えてみました。
三百家はサイドメニューに餃子と唐揚げがあるのです。
私の一生追求していきたいメニュー。
青唐辛子餃子は皮に青唐辛子が練りこまれていますが、全く辛くありません。
酢醤油でいただきます。
中身は春雨入り。サイズ感と言い、塩気のバランスと言い、完璧。
必ずつまみます。
アツアツで出てくるのもうれしい。
唐辛子を合わせた揚げ粉ですが、辛さはほんのり。
ふっくらしています。
タレがコチュジャンをベースに合わせた濃厚な味。
最初はそのまま、2口目にタレをつけて味変。
このパターンでどんどん食べてしまいます…
と舞い上がっていたところに真打登場。
写真を撮りたくてもすぐ曇る。
熱々すぎてどうにもこうにも…でも見ているだけで幸せになる。
こちらのコンナムルクッパ・社長さまバージョンは
干しタラ、イカ、海鮮の旨味が爆発しています。
マジで美味しい。
辛そうに見えますが、全く。赤い色だけ、と思うレベル。
そう、セリ好きにもささります。
もやし、干しタラ、イカ、アサリ、セリ、ネギ、たったこれだけの食材なのに
どうすればこんなに旨味がでてくるのか。
コンナムルは歴史を紐解けば、いろいろ派閥があるようで、
こちらは海産物を入れる派のようです。
(入れない派閥もあります)
食べ進めていくのが悲しい。
なぜなら終わってしまうから…
そのくらい恋しくなるコンナムルクッパ。
余裕ができたら全州の本店に行く気満々です☆
お店情報
店舗 | : | 三百屋・新沙店 |
---|---|---|
住所 | : | 서울특별시 강남구 도산대로17길 6 ソウル特別市 江南区 島山大路17キル 6 地下鉄3号線新沙駅・8番出口・徒歩6分 |
TEL | : | 02-6229-3100 |
営業 | : | 10:00-21:00(L.O.20:30、ブレイクタイム月~土14:30~17:30)、 |
メニュー | : | コンナムルクッパ7,000w、コンナムルクッパ(社長さま)10,000w、青唐辛子餃子6.000w、スパイシーチキン14,000w、ビール5,000w |
*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。
藤﨑 聡子
ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター
世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。