ソウルで朝活する楽しさは美味しいご飯が待っているから

日本にいる時に朝ごはん食べよう！と思ってわざわざ出かける。
えぇ、まずないです。家にいたい。
でもソウルなら張り切って出かけちゃう。
まぁ出張とはいえある意味旅先ですから限られた時間をいかに充実させてられるか、
そう思うと一食も無駄にはできないな、と思うのです。
ですから朝より活動。朝活。
なんだかワクワクします☆

今回ご紹介するエリア・孔徳(コンドッ)は仁川・金浦、それぞれの空港から
バスの場合、また空港からの地下鉄移動でも必ず停まります。
地元の方が通う小さな市場、ジョン（素材に玉子を付けて揚げるチヂミのようなもの）のストリート、地方からわざわざ訪れる方も多い豚肉専門店、など
ソウルで生活する、ということが肌で伝わってくる場所。
そこに朝６時（12年前は）から営業していたお店があります。
ソルロンタン専門店・麻浦ヤンジソルロンタン。
当時はお店の前に駐車場、ここには車を誘導する警備員が必ずいます。
入口の脇に大きな作業場があってキムチ用の白菜とソルロンタン用のネギをひたすら刻んでいる方々いて、
あぁ、料理って人の手で作られているんだな、と訪問するたびに思っていました。
めっちゃどハマリして渡韓2回に1回は必ず行っていたお店です。
今は改装されていて建物入口となりにはカフェができて、さらに激込み…
写真は人の頭だけになっちゃうので、無理！な状況です…

ですのでこちらのソルロンタン！をお伝えします。

ソルロンタンとパウダーソルトの饗宴。ご飯はマスト

このお店、何に感動してヘビリピになったか、というと
これ。塩です。

細やかさ、最高！
日本だと沖縄の塩でこのくらい細やかなものがあったと思います。
それが普通に置かれているのです。
何度もお話していますが、韓国における塩と胡椒、
素晴らしいクオリティです。
このパウダーソルトは塩気がしっかりあります。
加減をしていきながら加えるのがマスト。
一気に入れないでください。

そこで編み出した必殺技。
ご飯に塩・胡椒をしてスープに浸す！

なんとなくひらめいたこの味わい方。
考えた人、天才！と思うほどの美味しさになります。
スープは塩気がないので、このご飯を浸すことで
バランスの良い味わいに変わります。

ソルロンタンって本当にお店によって味が違う。
比較して食べられると思うのです。
その理由は塩気がないから。
素材の美味しさをリアルに味わえる。
面白いですよね、韓国の料理は。

そう、こちらのソルロンタンは素麺入り。つるつるの麺です。
素麺とご飯、炭水化物祭りになりますが、これはこれで美味しい。
すごく幸せになります。

ネギも好きなだけ。唐辛子はお好みで。
自分でカスタマイズできるのもハマった理由のひとつ。

朝から行きたくなるお店です。
覚えておいてソンはありません！

おまけ。
孔徳市場。ジョンストリートの入口です☆