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「このプリン、濃厚だ、しかも厚い。厚いって伝わるかなぁ」

「つるん、ではなく、噛める、って感じでしょうか」

「そうそう、そんな感じ。お店の方に聞いてみよう。これはオリジナルですか？」

「（英語と韓国語と日本語のミックスで説明）日本のプリンが好きでいろいろ研究しています。これは一番シンプルに食べられる味です。毎日オーブンで作っています」

「勉強熱心ですね！しかもこの味わい、相当なレベルです」

「堤さん、黄昏カウンターではショコラのプリンをセットしてみました」

「シチュエーションでメニューを変える（笑）」

「これもマジでうまい。いやぁ、濃厚だけど甘さが後を引きずらない。これはすごいなぁ、持って帰りたい。今夜ホテルでもう一度食べたい（笑）」

「（一口食べて）、うわー、香りも良いですね。このカフェ、いいなぁ」

「（お店の方と話して）夜はバーにもなるんですって。なんか時間で使い分けできるのもいいなぁ。ソウルでどこか良いカフェないかな、って聞かれてもここは隠し玉にしておきたい。なんかゆるくおだやかに過ごせる場所だし、知る人ぞ知るって感じですよね、ここは」

「アイスアメリカ―ノもしっかりしたお味でした。一杯ずつエスプレッソ作ってくれて」

「発見しましたね」

「気づいたらもう17時です。激込みするディナータイムへ突入です…」

「僕についてきてください。大ヒットのレストラン、探して見せます！」

「ついていきます！」