ショウヘイの写真
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描く前からタイトルは決めていた!完成したキャンバスに一堂感嘆の声

ショウヘイさんの表情が少しだけ柔らかくなったのを
PIVIm編集部は見逃しませんでした。

キャンバスに少し寄ってみます。
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表情は柔らかくなりましたが、フォトグラファーは細心の注意を払ってシャッターオンを消して撮影しています。ただショウヘイさんの集中力とエネルギーは最初のままキープされていて周りが少しざわついても冷静沈着です。こちらが完成少し前の途中作画
このタイミングから一気に仕上げていくショウヘイさん。
迷いはない、というオーラが出ています。
4度目の集中。完成に近づいている気配を感じます。
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おもむろにご自身の携帯を取り出し、キャンバスを撮影します。
しばし沈黙。

「できました」
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「これは描き始める前からタイトルが決まっていました。

≪固さと柔らかさ、≫

いただいたフライドチキンそのものの感想がタイトルです。

固さ、をどう表現したかというと
この黄色く鋭いオブジェ。
そう簡単にはくずれない強さを見せています。
あのフライドチキンには
カリカリの衣、食感は真似できない、
そして味わいがぶれることなく
お皿に盛られたチキン、どれを食べてもすべて美味しい。

一方でカリカリの衣だったのですが、
肉質がすごくジューシーで柔らかかった。
これを赤い色合いで表現しています。
柔らかさが鋭さに包まれている。
なんだか普通は逆ですが(笑)、
あのフライドチキンにはそのようなイメージを持ちました。

黒い線画の部分は
美味しさのループ。固さ、柔らかさ、固さ、柔らかさが
ずっと無限に続いていくイメージ。
それがあのフライドチキンからのインスピレーションです。

あぁ、また食べたくなってきました!」
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フライドチキンがこのようにアーティスティックな表現をされることにショウヘイさんの創造、計り知れない何かがあると感じました。


絵画シリーズ、次は最終回。
あの料理を楽しんだショウヘイさんは
どのようなイメージを伝えてくださるのでしょうか。
次回をお楽しみに。