ローカル感満載!韓国の市場巡り:可楽市場(カラッシジャン)

2023.12.14

目次

韓国で市場に行くべき理由

どこの国に行っても時間を作って必ず探検するのが市場。
ライフワークになっています。
実際見ていると、国、というよりはその場所によってさまざまです。
市場の特性として
専門性の高い食材を扱う系、
一般大衆的になんでも揃う系、
食材ではなくお惣菜、加工品を販売する系、
とジャンル分けできるような気がしています。
今回は「まぁ、ここ行けばローカル感満載」「市場としては巨大」と
なんとなく気合を入れて闘いに挑まなければ
太刀打ちできなさそうな気がする…という市場を巡ってみました。
例えば年末来韓したらお買い物にも良いかな、と。
買い出しできるかな、できたらいいな、とワクワクしながら
地下鉄で向かった次第です。

ローカル感満載「可楽市場(カラッシジャン)」への行き方

訪問先の可楽市場、蚕室(チャムシル)方面に位置します。
地下鉄では3号線、8号線の交わる「可楽市場」駅が最寄り。

Garak market 書いてありますね☆

改札を出たら1or 2番出口へ。

ちなみに1番出口が良いです。

2番出口は地上に出たらこの風景。


ロッテタワーを見ながら左へ、このモールがあります。


でもって1番出口。
地上に出たら直進。
左手にはロッテの看板、右手は3階建ての食堂モール。


オブジェがフォトジェニック☆

この食堂モールを過ぎるくらいに信号があります。
その右斜め前が可楽市場。
 
突入です。

 

「可楽市場(カラッシジャン)」を回ってみよう

むむむ、これは本気系だ。やばいな、ボケっと歩いてはいられない。
だってターレーがこんなですもの。


築地とは大違い。このまま普通に公道を走っていそうな雰囲気。

広いとは聞いていたが…東京ドーム11個分以上、韓国最大級、はこうなのか・・・


私が入ってきた南ゲートが電車移動の方には便利です。
入口はやっちゃ場=野菜部門。
ターレーにぶつからないよう偵察いたします。




ふむ、しいたけ、泥付き大根、やはりネギ、これらが主流ね。
しいたけ、肉厚で買って帰りたいけどボリュームが…
ネギも同様…なにかよさそうなものはないかな…

とりあえず端から100mほど歩いて断念。広すぎた…
調べたところ、この可楽市場は野菜、青果、畜産、水産、唐辛子、スーパーと
6区画に分かれており、それぞれがプロ相手。
素人、しかも日本人観光客が同じように買い物するなんて論外。
顔洗って出直すように、と指導が入りそう…
あぁ、でも唐辛子区画は見ておきたかった。きっとむせるだろうけど…(笑)

闘いに敗れ、帰宅の途に。
行きに通り過ぎた食堂モールで少しでも市場感を味わわねば。




このくらいの賑やか感でよいです…まずは韓国市場に慣れることが大事。
そうか!ここで魚を買えばすぐ食べられるようにさばいてくれるのか!
サンプル写真に見とれながら、泳いでいる魚をながめ、
あぁ食べたい…と妄想します。



うーむ、55,000Wスタートか…上は 110,000W くらいまである…
金額からしてボリュームはかなりある予感…
ホテルに戻って1人ご飯、こんなには食べきれないと、判断、
今回は手を出せませんでした。
次回は必ずここに来て刺身の盛り合わせを買う、と決意を新たにした次第です。
訪問したのは朝10時過ぎだったのですが、この刺身盛り合わせを購入しにくる地元の方が多いことに驚きました。
鮮度とボリューム、この両方の欲望をかなえてくれるのですね。
どう考えても安いし。

韓国市場探検、トップバッターは本気すぎました。

市場情報

店舗 可楽洞農水産物総合卸売市場
住所 서울특별시 송파구 양재대로 932
ソウル特別市 松坡区 良才大路 932
地下鉄 3 号線・8 号線可楽市場駅下車・1 番出口・徒歩 5 分
TEL 02-3435-1000
営業 24時間、不定休

*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。

藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
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