カット野菜で安定した味わいのキムチ作りを始めて成功させたのが眞味食品・尹 貞花社長 カット野菜で安定した味わいのキムチ作りを始めて成功させたのが眞味食品・尹 貞花社長

社長の登場です。尹 貞花さん。
眞味食品の3代目。
1993年にお店をオープンしましたのも尹社長。
それまではお義母さま、おばあ様が近所の方に頼まれたりして
キムチを作っていたそうです。
その味をさらに美味しく、多くの方に知ってもらいたい、と
いろいろな挑戦をしてお義母さま、おばあさまにチェックしてもらい、
ようやくこの味にたどり着き、
お店を構えることができた、のだそう。

キムチの味は創業当時から全く変わっていない、とのこと。
毎日作っているけれど、暑い日、湿度の高い日、など
季節、というか毎日状況も違うのでそれを意識して味の加減をされています。
うん、食べ続けているから、この話、すごくわかる。
届いたときのインパクトって多少はあるのだけど、しばらくすると同じ味に落ち着いてくるんだもん。
すごいな、って思っていたけれど、そういうことだったのか!

味が全体的に均一になるようスタッフの方がしっかり混ぜています
季節によって扱う野菜の種類も変わるそう。伺った6月終わりはキュウリが。飛ぶように売れていました

この白菜のキムチ、みてください。
尹社長が「うちが初めて白菜カットキムチを安定した味で商品として販売することに成功したのよ」って教えてくれました。
マジで!?普通にあるものと思っていた。この便利さはすごいよね。
カットしている分、水分のバランスも考えて仕込みをしているんですって。
食べる人の気持ちをしっかり考えてくれている。
「すぐに食べたくなるでしょ(笑)、この香りを嗅いだら」

この白菜のキムチ、みてください。
尹社長が「うちが初めて白菜カットキムチを安定した味で商品として販売することに成功したのよ」って教えてくれました。
マジで!?普通にあるものと思っていた。この便利さはすごいよね。
カットしている分、水分のバランスも考えて仕込みをしているんですって。
食べる人の気持ちをしっかり考えてくれている。
「すぐに食べたくなるでしょ(笑)、この香りを嗅いだら」
まさに!そうなのです。
食感といい、味の入り方といい、私にはドンピシャ!なのです。

お店がオープンした時はキムチを作っているお店、3店しかなかった、とか
白菜を仕入れる量が半端ない、とか
ひたすら野菜をカットするスタッフがいる、とか
毎日2000Kg!!!漬け込んでもあっという間に売り切れてしまう…

もうトリビアな話ばかりで気づいたら1時間が過ぎていました。
尹さん、社長ですが、本気の職人さんです。その愛に私も引き込まれている。
きっとこの愛は、全国のキムチラヴァ―に届いているんだろうな。

尹さんが
「Ayaさん、お店にはいろいろな野菜のキムチがあるから
ちょっと試してみませんか」
と嬉しいお誘いをしてくださいました。
食べないで帰る、なんてありえない!
そのために大阪へ来ているのですから。

藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
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