同じ鉄板で焼き上げるカクテキポックンパ(チャーハン)が 仕上げの基本

200g近くオーダーしましたが、軽く1人で召し上がれそうですね

韓牛そのものが美味しい。そして軽い。まったく食べ疲れしない。パンチャンの味もバランスよくて丁寧に作られている。軽く200g食べきれてしまいますね、この肉質ですから。このお店、60年続いている意味もわかります。素晴らしいです

パンチャンのネギ、いかがでしょうか

辛味が取れていますね、これはおそらく水にさらしているからだと思います、このひと手間で味わいって大きく変わると改めて思いました。このネギは韓牛のロース肉と合わせやすい。絶妙な辛味があります。しし唐のようなグリーンペッパーとも試してみます。(一口食べて)辛くない!青っぽさが光っている。この組み合わせも良いですね

スタッフの方から最初は焼きあがった韓牛ロース肉と浅漬けキムチを一緒に召し上がってみてください、とアドバイスをいただき実践するジローラモさん。食べ終わったあと「これは本当に肉と野菜のバランスが本当によいね」と大絶賛

食べ終わりそうになったらお声掛けください、とのこと。ご飯の用意をされるそうです

ボク、お米大好きですからすごく楽しみです。韓国って鍋など食べ終わりそうになったらチャーハンとか作ってくれるじゃないですか。それをこちらはどのようにされるんだろうか…とても興味があります

スタッフの方)カクテキを付け込んだ汁ごとご飯と炒めますね、時間が少し必要ですのでお待ちください

おぉぉ、それは初めての経験です。汁ごとってかなりレアな気がします。(スタッフの方の手元を見ながら)一瞬でここまでできちゃうのか…驚きです!

私、我慢の限界です…(笑)

ふふふ、そうでしょうそうでしょう、これは見ているだけなんて辛すぎます。食べなくてもわかる美味しさ、出ていますよね。あ、最後は韓国海苔を合わせるのですね!もう素晴らしすぎます。シンプルに韓牛のロース肉をいただいて、カクテキのチャーハンで仕上げる。余計なことはしない。シンプルに美味しいものをいただく。こういうお店、日本にはなかなかないですね

韓牛を焼いた後の鉄板にカクテキを漬けた汁とご飯を入れしばらく煮込む〆のご飯。最初はリゾットのような印象でしたがごはんがスープを吸ったあとおこげを意識しながら混ぜていくのがこちらのスタイル。これはここでしか食べることができない逸品、ジローラモさん、思わず器を持って堪能しています

こちらの韓牛専門店、再訪確実ですね。しっかり美味しさを噛みしめたいです

韓国の食材、やはり手慣れている方にお願いして美味しくいただくのが良いですね。焼き方も勉強になりました。このテクニックは真似したくなります

最後までじっくり味わってください!私もジローラモさんのお話、すごく勉強になりました

ジローラモさんの写真
ジローラモさんの写真

お店情報

店名 대도식당 왕십리본점(大都食堂(テドシッタン)ワンシムニ本店)
住所 서울특별시 성동구 무학로12길 3
ソウル特別市 城東区 舞鶴路12キル 3
地下鉄2号線上往十里駅・2番出口・徒歩5分
電話 02-2292-9772
営業時間 11:00-21:00L.O.、不定休
メニュー 韓牛ロース46,000W(170g)、〆のカクテキご飯4,500W(1人前)

*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。

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パンツェッタ・ジローラモさん
パンツェッタ・ジローラモさん イタリア・ナポリ出身。大学では建築学を学ぶ。来日後はエッセイストとしても活躍、持ち前のバイタリティでファッション、グルメ、旅などライフスタイル全般を謳歌する日々。
藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
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