三成(サムソン)にある酔い覚ましのスープ=ヘジャンク=の味わいは濃厚さにも感動
目次
韓国のホルモンは鮮度の良さが光っている
韓国におけるホルモン系のお料理。
何が日本と違うのか。
ひとつは鮮度、と感じています。
日本でも地方によって最高品質の食材に出合えますが、
それは出合えたらラッキー!という感覚で…
でも韓国は大都市・ソウルでも
ごく自然に、しかも本当に美味しい
鮮度抜群のホルモンをいただけるのです。
食べ方もさまざま。
焼く、は基本、煮込む、スープにするなど
お店によって違うテクニックを披露してくれているな、と
食べるたびに思うのです。
シンプルさを求めてネジャンタンをオーダー
初めて三成を訪れた12年前。
ここ、絶対行ってみて!と紹介されたお店がこちら。
チュアンへジャン。
その当時は24時間営業で早朝行ってみると
朝6時で満席!に驚いた記憶があります。
圧倒的な人気はホルモン鍋。
仕様している食材はすべて韓国産、コチュジャンなどの
オリジナルソースで漬け込み煮込んでいく。
美味しさがあふれてくるイメージです。
1人だったら一人用の鍋、これ一択。
今回はソウルに到着して一食目だったので軽く仕上げたい、と思い、
ネジャンタンをオーダーしました。
酔い覚ましのスープとして知られているヘジャンクの
最もシンプルな味わいのもの。
ハチノス、ギアラ、センマイなど牛の内臓をしっかり煮込んだスープ。
辛さが全くなく、塩気も食材の持つものオンリー。
自分で塩を加え、味を調えていくスタイルです。
この白濁した感じ、相当煮込まれないと生まれない。
美味しさしか伝わってこない。
一口すすって、濃厚さを実感します。
それからの、塩。
よく話しているのですが、韓国の塩は美味しい。
でも韓国の方は「普通の塩よ」と言うのですが、
いや、その普通がいたって美味しいのです。
こちらの塩は粒大きめ。粗塩、でもなく
程よいサイズ感。甘みも感じる塩です。
そして味変。
自家製コチュジャン。でもいろいろブレンドされている。
辛さ、複雑さ、甘さ、濃厚さ、
あぁ、これはスープと合わせたら絶対美味しいやつ!と
断言できる。
スープの色も変わって、食欲が増します。
酔い覚まし、と言いますが、
酔いが覚めるほど美味しい、という意味の酔い覚まし、
の意味もあるのではなかろうか。
ちなみにネジャンタンはお店によって全く味が異なります。
ぜひお気に入りのお店、発掘されてみてください。
付け加えておくべきは
ホルモンの量が半端なし☆
食べても食べても減りません!
お店情報
店名 | : | 중앙해장(チュアンヘジャン) |
---|---|---|
住所 | : | 서울특별시 강남구 영동대로86길 17 ソウル特別市 江南区 永東大路86キル 17 地下鉄2号線三成駅・1番出口・徒歩5分 |
TEL | : | 02-558-7905 |
営業時間 | : | 10:00-22:00 不定休 |
メニュー | : | ネジャンタン15,000w、ヘジャンク12,000W |
*許可を得て撮影掲載しています
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