韓国でお肉と言ったらサムギョプサル!弘大(ホンデ)のおすすめ焼き肉屋さんを紹介

2023.11.9

目次

韓国と言ったら肉料理。その中でも有名なのは「サムギョプサル」

韓国へ行って牛肉?豚肉?
どちらを食べるか、これは論争になります。
スタッフの間でもその話題はよく出るわけで…
牛肉派は、「やっぱり生肉!」
イタリア編お伝えしているような
ステーキタルタル。これは欧米系スタイルで、
韓国スタイルだとユッケ。
ユック(韓国語で肉)+フェ(韓国語で刺身)=ユッケ。
うー、そそられる☆

一方豚肉派は「絶対焼きもの、これ一択!」
豚肉は「鳴き声以外食べられる」とも言われていて(笑)
いろいろなバリエーションがあります。
日本でも市民権を得た「サムギョプサル」。
三層になった豚肉の厚切りを焼き上げたメニュー。
このレストランの良しあし、どう見極めるか。
これは勝手な観測に基づくものですが…
レストランのスタッフが焼き上げてくれるか、がポイントな気がします。
だって、自宅でサムギョプサル、やりますか?
厚切りです。火の入り方、焼き上がりに脂がどこまで落ちるか、
赤身部分のジューシーさ、などなど
日々接していなければわからないと思うのです。
あぁ、今日の肉は焼き上がり、少し早いほうが良いな、とか、
まぁ、そのような加減ですね。
それはお店によって違うし、一回行っただけではマスターできない。
なので、スタッフのテクニックに頼ったほうがよい。

なーんて思いながら「あっ、ここは!?もしや!」と
発見したレストランがありました。
韓国の友達からもレコメンドもらっていたお店です。
ここにあったのか!

弘大(ホンデ)のおすすめ焼き肉屋に到着

まずは豚肉をドーン。

部位別に出てくる豚肉
そう、レコメンドをもらった理由の一つが
「部位別に食べることができるセットメニューがある」ことです。
一つの部位だけだと、なんか代わり映えしなくて・・・
ご覧の通り、こちらは、
皮つきサムギョプサル、豚の首肉、骨付きカルビ、の3種類。
いやはや、大好物だらけの方、多いのではないでしょうか!
なんて品の良い たたずまいなのか☆
見た目、そこまで脂感少なそうだし、それぞれがほどほどのボリュームだし、
これ、2人前っていうけど、1人で行けそうだ!

スタッフによる「焼き」、スタート。
お!赤ワインがある。白も!
聞いたところ、これがハウスワイン。
聞いたからに飲んで待とうっと。
 
スペインワイン
  スペインワイン。
赤はテンプラリーニョ種、柔らかく飲みやすい。個人的には氷を入れて飲む。
白はシャルドネ種。きりっとした口当たり。うん、これはパンチャン(おかず)のネギをつまみながらいただこう。
まぁ、ワインを2種類、グラスでオーダー、
テレコでいただきながら焼き上がりを待ちます。
 
焼き肉についてくるパンチャン(おかず)
吸い込まれる…この煙に見とれてしまいます
気づいたのですが、この店、ホスピタリティ、良い。
なぜなら、野菜をアルミで包んで焼いてくれる。
野菜ってこういう時おざなりになってしまうじゃないですか。
でもアルミで包むとじんわり焼きあがるから食べやすくなる。
素晴らしい!熱さもキープされるし。

野菜はホイル焼き!
  焼きあがったものから並べてくれる。ビジュアルもきれい。
一番火力の強いところから離れているから豚肉が固くならない。
 
焼きあがったサムギョプサル。この並び、美しい
  ボリューム的にサムギョプサル⇒首肉⇒骨付きカルビ、の順に
食べ進めます。
焼き上がりのタイミングも配慮してくれるし、言うことなし、です☆
首肉(モクサル)も美味しい!
個人的には塩、コショウ、ごま油でいただくのが常ですが、
パンチャンと合わせてもよし、コチュジャンだけでもよし。
なぜなら豚肉そのものが美味しいから、いろいろ冒険ができる。
やはり焼き、最高だ。
特に私は首肉(モクサル)、大好きなことを再確認できた。
友達のレコメンドに感謝。
 
炭火で焼くボリューム感満点の豚肉
食べきってしまった…自分の底なし胃袋に驚きました…
部位を食べ比べできるからだ、ということでまとめたいと思います。

 

お店情報

店名 고기꾼김춘배 홍대본점(肉屋キム・チュンベ弘大本店)
住所 서울특별시 마포구 홍익로3길 36/ 3층
ソウル特別市麻浦区弘益路3ギル36/3F
地下鉄2号線・弘大入口駅9番出口・徒歩6分
TEL 0507-1432-3663
定休日 不定休
営業時間 12:00-22:00(L.O.)
メニュー 豚肉2人前セット57,000W~、単品16,000W~、
ドリンク10,000W~、ワイン持ち込み無料

【情報】*2023年6月現在
*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。

藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
PROFILE

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