聖水(ソンス)にある난포(ナンポ)は並んででも食べるべき伝統韓国料理店
目次
1年越しに訪問が実現した난포(ナンポ)、狙い目は開店ダッシュ
じわじわ注目されているエリア・聖水(ソンス)。
このエリアはさまざまなコンテンツがあると感じています。
ファッション、ポップアップ、ビューティー系、カフェ、雑貨などなど
常に動きがあって「この前来た時と変わっている!」と
思われる方も多いでしょう。
そして食べることも然り。
新しいレストランのオープン、伝統韓国料理のアレンジ系、
こだわった焼肉店の存在、これらも
聖水にはあふれています。
ずっと気になっていた韓国料理店がありました。
本社の裏手、カフェストリートと呼ばれるエリアです。
どのタイミングでお店の前を通っても常に行列。
中を覗くとみなさん楽しそうにおしゃべりしながら食事をされています。
韓国携帯を持っていないから並んでみよう、並ぶなら開店ダッシュ、と
決めてから早1年…
ようやくその日がやってきました。もちろん想定通りの開店ダッシュ。
でも予約した人達が3組、並びが7組…ハラハラしましたが
無事1回転目最後の組で入れました。
ただこれはケースバイケースなので、
あ、開店前に並んでみれば早く順番が回ってくるかも、と
訪問におけるヒントのひとつ、と思ってください。
난포(ナンポ)のメニュー選びに悩んだらこの3品がおススメ
メニューをみて食べたいものがありすぎた…
周りのテーブルをみて悩んで決めた3品。
結果から報告するならば、どれも最高レベルに美味しい!
강된장쌈밥(カンテンジャンサンパブ) と
書かれたメニューを選んでください。
カンテンジャン、とは濃い味のテンジャン。
テンジャンとはいわゆる韓国味噌。
まとめるとカンテンジャンとは、さまざまな野菜を韓国味噌で煮込んだソース。
そこに水気をしっかり切った豆腐が添えられています。
この塩加減が絶妙。毎日食べたくなる。辛さも控えめ。
そしてサンパプ。
葉物でご飯をくるんだもの、
葉物、今回はケールに近い濃い味わいの葉っぱ。
それを開くと
はい、しっとりしたご飯の登場です。
このお米も旨味があってカンテンジャンと非常に合う。
頼んで納得。これは絶対食べるべき。
どうしても食べてみたかったのが
石タコの醬油麺。
石タコはマダコ。メスの水タコを意味します。
食感がしっかりあって噛むほどに味が出てくるイメージ。
お野菜は春菊と根三つ葉とキュウリ。
醤油麺と書かれていますが、単なる醤油ではありません。
複雑な味わい、塩辛くなく、いわゆる素麺つゆに近いかな…
少しの酸味もあるので食べやすい。
お皿に取り分けてみました。
表面がつるんとした細麺。
ゆで加減もアルデンテでコシがしっかりしているのを感じます。
野菜との相性も良くてこれは一人占めしたいほど。
最後まで悩んだのはこちら。ジャガイモとエビのチヂミ。
この組みあわせ、絶対美味しいに決まっている!と悩み選び抜いた一皿。
想像通りの美味しさです。
カリカリになった細切りのジャガイモ、小エビのバランス、
パルミジャーノ・レッジャーノの濃厚さ、そして温泉卵。
どう考えても美味しさしか感じられない。
ポイントはジャガイモの細さ。そしてしっかり水気を切っているから
ここまでパリッと仕上がっているのか、と感じます。
断面はこのようになっています。
いろいろ調べているとこちらのお店はフュージョン韓国料理、と
評されていることがありますが、
フュージョンではない、と感じています。
丁寧に素材を扱い、美味しいと思うもの同士を組み合わせて
さらに美味しくさせる相乗効果、に長けているのではないか。
濃い、辛い、などのインパクトを求めていないもの良いなぁ。
すごく食べやすい。優しい味わい。
食べるまでに1年かかりましたが、これはもう一度しっかり食べたい。
聖水、名店がそろっていますね!
おまけ。
こちらのお店にはマッコリスパークリングがありました☆
これは見つけたらぜひ召し上がってみてください。
ただガス圧が強いので開けるのは慎重に☆
お店情報
店名 | : | 난포(ナンポ) |
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住所 | : |
서울특별시 성동구 서울숲4길 18-8, ソウル特別市城東区ソウルの森4ギル18-8 地下鉄水仁盆唐線ソウルの森駅・5番出口・徒歩7分 |
TEL | : | 02-468-1540 |
営業時間 | : | 11:30-15:15、17:00-20:45 不定休 |
メニュー | : | カンテンジャンサンパブ12,000W、石タコと醤油麺14,000W、ジャガイモとエビのチヂミ19,000W |
*許可を得て撮影掲載しています
*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL
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