美味しいものには並ぶ。これは世界の常識

乙支路入口駅から延びる地下鉄2号線。
この駅は明洞への入り口でもあるので利用される方が多いと思います。
この駅から3つ先は東大門歴史公園駅。
たった３つで文化を感じられるソウル！を楽しめます。
そのお隣の駅・新堂（シンダン）。
こちらは庶民的なローカライズされた市場が駅前にあり
新鮮な食材を求めていつも賑わっています。
そこで注目しているレストランが こちら
絶対美味しいやつ！ローストチキンの人気店。

このチキンのお店から市場を抜けて徒歩4分。
地元の方と思われる人たちがわんさかいるエリアがありました。
なんとなくですが、「待ち」の雰囲気。
あたりを見回します。
きっとこれだ。

人が一瞬いなくなった隙を狙って記録撮影しました。
カルグクス、と書いてあります。
入口には予約専用に機械がありますが、
日本の携帯ではできません…こうなったらお店の方と交渉です。

結論。
お店の方がご自身の携帯番号を入れて予約をしてくれます。
予約したからお店の前で待っててね、と言われました☆
聞いたかいありました。あきらめないで良かった。
韓国携帯ならどこかで待機していても呼び出し可能だけれど、
今はお店の前で待つのがミッション。
この大混雑をみると、皆さん、狙って食べに来ていますね。
待つ意味があるのだ！と言い聞かせて待つことにします。

スケトウダラの白子とタラコのボリュームがすごいピリ辛カルグクス

待つこと20分。（早い方ですって）
様子をみてこのメニュー推し、と理解しました。
アルゴニカルグクス。
アル＝タラコ、ゴニ＝白子、を意味します。
タラコと白子のカルグクス。

スープが最初からスパイシー！ピリ辛カルグクスです。
セリが大胆にトッピング。

嬉しくて泣きそうになりました。1人用で食べられるなんて！！！！
このトッピングとピリ辛スープ、鍋で食べる光景しか見たことなくて
いやぁ、それ、一人は無理でしょ…とあきらめていたメニューだから…
人数いる時には食べたことあるけれど、それはかれこれ10年以上前だし。
本当に嬉しい。
しかもカルグクス＝麺、が入っています。

キッチンを眺めていました。
麺をひたすら茹でるスタッフがいます☆
この麺、もっちりしていて本当に美味しい。
手作り感満載。アツアツのスープですが、伸びない！
これまたセリ＝ミナリが香り高い！食感も良し！

カルグクスが好きなので、麺を食べる。間に白子とタラコ。セリを一口。
このローテ―ションで食べていて
あぁ、気遣いのお店だな、と思ったのは

素材を浸して味わえる醤油、が用意されています。
これが正しい食べ方、と思ったのは周りのテーブル、
100％こうやって食べていたから（笑）。
この醤油、単なる醤油ではありません。
旨味があって、気持ち薄口。
スパイシーなスープで煮込まれた白子やタラコと
バランスが取れています。

麺を半分食べ終わっても具材は盛りだくさん！
個人的感想ですが、麺4に対して具は６。
そのくらい具沢山です！

スープは辛そうに見えて辛くない。
優しさがあります。最後まで変わらぬ美味しさ。
スープ、お替わりしたいほど。
辛旨スープです。濃すぎず完璧。

このお店、並んででも食べてほしい。
再訪決定です☆