韓国代表の粉食「トッポギ」はどんな料理？

韓国へ行ったら必ず1回は食べるであろう、粉食。
韓国語では분식（プンシク）と書きます。漢字で粉食。
小麦粉や米な穀物を挽いて粉にして加工した食べ物。
麺にも、お餅にもなります。
1種類だけではありません。さまざまな形となって食卓に上がるものですね。
そのひとつがトック＝餅。
これも形が多数あります。
このトックをお砂糖やコチュジャンを使用して炒めたものがトッポギ。
トック、と、ポギ（韓国語で炒めるの意味）、この２つを合わせて「トッポギ」と呼びます。
もともとは宮廷料理でしたが、現代ではとても気軽なファーストフードとして目にすることが多いと思います☆

韓国の粉食は少しずつ色々なメニューを食べるのがポイント！そのおすすめ頼み方は？

もちろんはじめは「トッポギ」から

やっぱりこれだよね、と
トッポギをモダンにアレンジしている専門店をチョイスしました。
韓国来たからには、トッポギ食べておかないと片手落ちです。

でもそんなに多くは食べられない。
だって他のものも食べたいもん。
ちょっと自重しよう☆

次はキンパ。その中でも「ケトキンパ」を注文

トッポギに加えて注文したのは、ケトキンパ。
ご飯の代わりに錦糸卵を使ったキンパ。ダイエット食としても知られています。
でもこれは本当にテクニックが必要な料理。
薄焼き卵をいわゆるキンパのような太さで巻けるよう大量に作り、細切りにする必要があります。その労力に頭が下がります…

もっと攻めたいときはポテトフライも！「ハニーバターガーリックポテト」がおすすめ

なんかダイエットしながら食事をしている気分になり（とはいうものの、朝からずっと食べ続けているのですが）
だったらこれも攻めようよ、と思いました。
ハニーバターガーリックフライドポテト。
美味しいワードしか並んでいません！
ハニーでしょ、バターでしょ、アクセントでガーリック、
それがポテトフライの上にのっている！！！！！

実は粉食って、ワインにも合うかも？

ニュージーランド・UNKLEワイナリーの「Life’s a Beach Orange 2022」
白ブドウを使用して赤ワインのように作るオレンジワイン。
ここでオレンジワインに出合えるとは！！！
このセンス、ワイン好きには刺さるに違いない。
オレンジワインってブドウ本来の旨味と酸味を丁寧に表現しているものが多く
飲み疲れない印象があります。
このワインはピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネと４品種のブレンド。非常にレア。
他国ではそれぞれ主要品種として存在する王道なブドウを
この作り手はブレンドして仕上げるテクニック。
相当なものなんだろうな、と。
しかも４品種、それぞれの特徴がバランスよく表れていて
ソースの複雑なスパイシーさをスッキリさせてくれる良さもある！
このマリアージュは意外な発見です。

粉食とワイン、その総評は？

お店の看板メニュー・OFTTトッポギ。これは今まで食べたことのない味。
ポロネーゼソースにコチュジャンを品良く合わせた印象。
これだけでも食べ続けられる。
ワインも欲しくなる。
トッポギも変化球で攻めている。
揚げたものがベース、でも味わいはそれぞれ違います。
揚げたトッポギってこんなに美味しかったの！？
ソースがトマトの明確な味わいとコチュジャンの複雑さ、すごく良い。
トッポギのもちもちが嚙むごとにソースと絡む。
へぇぇぇ、このお店はリピ確定！

新しい韓国、見つけてしまいました。
早くもう一回来たい。
おいしいご飯って本当に幸せになります。