韓国に行ったら本場のスンドゥブチゲを!弘大(ホンデ)で食べるお手軽ローカルご飯

2023.10.19

目次

「スンドゥブチゲ」はどんな料理?

日本にいても無性に食べたくなる韓国料理。
皆さんはありますか?
あぁ、今すぐあれ食べたい…
この前、韓国行ったけど食べられなかった…
今日のランチ、絶対韓国料理!!!!
などなど・・・

そう考えながら数多ある韓国料理の中でも知名度ナンバーワンは何か、
考えました。
うん、これだ!
スンドゥブチゲです。

韓国の定番料理「スンドゥブチゲ」
 

スンドゥブチゲ、とは
スンドゥブ=純豆腐、例えるならおぼろ豆腐に近いもの
チゲ=鍋 となります。
鍋のスープは肉、魚介などの出汁と
味噌や唐辛子ベースのタレを合わせて煮込んだもの。
これに純豆腐=スンドゥブ=がはいっているので
スンドゥブチゲと言われています。
お店の個性や味わいの表現の仕方でそれぞれ違う旨味が出てくるのも面白い。
好きな味をみつけるためにこればかりを食べ続ける時もあります☆
ですので、
私は日本で韓国料理店を見つけたらまずこのメニューがあるかチェックします。
あったら入る。そして食べる。
辛さ、甘み、奥行きのある深い味わい、豆腐の状態、
そしていつまでグツグツなっているか。
美味しい韓国料理って辛さで勝負するのではなく
余韻に残る深い味わいじゃないかな、と思いながら
ハフハフ完食。
そうやって自分データを蓄積していっています。

・弘大(ホンデ)で「スンドゥブチゲ」を食べよう!

場所は変わり、弘大(ホンデ)エリア。
若者、学生、観光客などエネルギーあふれる勢いのあるエリアですよね。
飲食店もトレンド系が多く、ザ・ローカルってなかなかお目にかかれない。
流行りの味も良いけれど、やはり普通に、オーソドックスに
韓国料理を食べたいなー。
何が何でも探してやる、と勝手に意気込み、ひたすら歩くオフ時間。

ん?ここは何だ?朝からやっている模様。
人がひっきりなしに入っていく。ご近所の方々ばかり。
今日は時間がないから明日挑戦してみることに。

翌日。
昨日と同じ。人がひっきりなしに入っていく。
意を決して突入。
予想通り、韓国語しかない…翻訳マシーンをフル稼働させ、
じっくりメニューチェック。

お店のメニュー

ありました。
スンドゥブチゲ。
そしてマンドゥック(餃子スープ)。
さらにはビビンパまで☆
パラダイスではないですか!!!

なんだかんだ言っても、結局みんなこれ系好きなのね!
すごーく、すごーく安心しました。

お店のメニュー
 

ほほぅ、韓国海苔の存在は偉大だ。
アクセントになる。ご飯にのせるだけでも良いしね。
と思っていたところにワゴンで登場。

 

これですよね。
赤み、想像とは裏腹に辛さが控えめ。
スープ、魚介の出汁がしっかり。
豆腐、純豆腐だけあってホロホロ崩れる。
あぁ、やっと出合えた。マジで感動です。

早速スンドゥブチゲを一口

「マンドゥック」「石焼ビビンバ」などローカルご飯も充実!

感動冷めやらぬタイミングでマンドゥック

良いですねぇ、この白濁した感じ。
コクと旨味がある。これはキムチとか入れないで、
シンプルに黒コショウがベスト。
韓国の塩と黒コショウ、個人的には相当なレベルと思っています。
買って帰りたいけれど、もう少しテイスティングしてから、
と毎回思い、購入に至っておりません…

大きいマンドゥ(餃子)が入っているマンドゥック
 

やはりマンドゥは大きい。
マンドゥ=餃子
トック=餅
合わせてマンドゥック。餃子と餅のスープ。
そうです、トックも入っているのです!
これがまた良いアクセントになるんですよね☆

トック(餅)もいっぱい

なんだかおまけになってしまった感のある石焼きビピンパ。
どれだけ食べているの?!と思われてしまいそうですが、
意外と食べきれてしまいます。
スンドゥブのご飯を石焼きビビンバにしただけのこと☆と思えば、ね!

やけどに注意! 石焼ビビンバ
 

石焼きビピンバはパンチャンの海苔を盛大に盛り込むことで
さらに美味しさが増します。
パンチャン=おかず=、偉大ですね。

やっぱりローカルご飯、最高だ、と確認して腹パン退店した次第です。
このお店はぜひとも行きたいリストに加えてください。
オーダーはオーダー表にチェックして渡すだけなので
言葉の壁はクリアできますし。
このド・ローカル感、味わってほしいです。

お店情報

   
店名 텃밭(トッパッ)
住所 서울특별시 마포구 동교로18길 44
ソウル特別市麻浦区東橋路18ギル44
地下鉄2号線弘大入口駅・1番出口・徒歩10分
TEL 02-323-2777
定休日 日・祝
営業時間 07:00-21:00(月~金)、09:00-18:00(土)
メニュー スンドゥブチゲ7,500W、テンジャンチゲ7,500W、石焼ビピンパ8,000W、マンドゥック(餃子スープ)8,000W

*許可を得て撮影掲載しています

*店舗情報に関してSMTOWN OFFICIAL JAPANにお問い合わせいただいても対応できかねます。直接店舗へお問い合わせください。

藤﨑 聡子 ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター 世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴ることで長年のファンが多い。
PROFILE

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